一聴して判る生楽器のライヴ感が秀逸で、K2HDの高音質とも相俟って聴く者をブルーノートへ誘う〜それは冒頭の「INVITATIONS」で居住いを正す程。アコースティックと言えばプリミティブな感性のBillの「Close to My Heart」が有るが、名曲をリアレンジした本作は全体的にエッセンシャルな仕上がりで、単にアンプラグドなだけでは無い点は率直に褒めたい。これは大人のシャカタク等で要約出来ない直球勝負のJazz「純熟のShakatak」だ。
オーヴァーダビングを極力抑え、ほぼワン・テイクに依る仕様は「カシオペアのMINT JAMS」に似た緻密さと迫力を兼ね備え、実力派バンドに相応しいアプローチが出色。「何を削ぎ落としたのだろう?」と自問自答するほど立体的な楽曲揃いで、メンバーの演者としての素養も味わえる。Shakatakは単なる流行り廃りなフュージョンバンドでは無い(キッパリ!)「まだShakatakなんて聞いてるの?」なんて言う人にこそ聞いて欲しい。
香津美さんのギターが思いの外馴染んでる、「LONELY AFTERNOON」は能ある鷹は爪を隠す(Still waters run deep)技法が心地良い←ラストに香津美節が聴ける。此方は冒頭から→「RIO NIGHTS」。初期メンバー(病気が治って本当に良かった)Keith Winterの存在感とは違う感受性がコンセプトと見事にマッチしてる。これは長年交流が有ったからこその佇まいで、日本人として素直に嬉しい。私的には再起動したカシオペア(野呂一生+神保彰←紅白出演おめでとう!)とのセッションも、熱く切望したい。 Jill Sawardも益々艶やかで(1953年生まれってホントかね(笑)、George Anderson Jrの演奏が前作「Across The World」に続いて一番の聴き所なのも嬉しい。驚いたのは陰の主役Roger Odell、正統派Jazzも難なく熟せる技量には拍手しかない。Bill Sharpeは・・・良い意味でいつも通りです(笑)。 本作はエッジが効いて、しかも瑞々しい・・・そんな共に年月を重ねたファンへのトリビュート・アルバムだ。さあ、貴方もShakatakの待つJazz clubの最前列へ!。
本作はスペシャルプロジェクトとの事ですが、2年毎に新作のターンが続いてたけど、コレで終わりって事は無いよね・・・と思ったらジャパン・ツアー2013が7月に開催、今回も大阪からスタート。今年も行くしかない!
かねてよりSHAKATAKのコンサート映像を見たいと思っておりました。 さりとて、英国まで渡航するまではできないこと悔やんでおりました。 1980年台の洋楽テレビ番組(国内)でも、ごく短時間の映像しかあり ませんでした。レコード時代には大事にして聴いていた時代が、今日 では、デジタル・バーサイタル・ディスクで鑑賞できることの恩恵に 感謝する次第です。私には、貴重な映像ライブリーです。 SHAKATAKファンには、楽しめると存じます。また、特典映像にある インタヴューもよかったですね。SHAKATAKの歴史を知ることができま した。デジタルリマスターされた映像で鑑賞したいですね。 YouTubeでは、1984年のころの「Down on The Street」があります。 この時代の映像の収録されたDVDが発売されることも願っています。
一聴して判る生楽器のライヴ感が秀逸で、K2HDの高音質とも相俟って聴く者をブルーノートへ誘う〜それは冒頭の「INVITATIONS」で居住いを正す程。アコースティックと言えばプリミティブな感性のBillの「Close to My Heart」が有るが、名曲をリアレンジした本作は全体的にエッセンシャルな仕上がりで、単にアンプラグドなだけでは無い点は率直に褒めたい。これは大人のシャカタク等で要約出来ない直球勝負のJazz「純熟のShakatak」だ。
オーヴァーダビングを極力抑え、ほぼワン・テイクに依る仕様は「カシオペアのMINT JAMS」に似た緻密さと迫力を兼ね備え、実力派バンドに相応しいアプローチが出色。「何を削ぎ落としたのだろう?」と自問自答するほど立体的な楽曲揃いで、メンバーの演者としての素養も味わえる。Shakatakは単なる流行り廃りなフュージョンバンドでは無い(キッパリ!)「まだShakatakなんて聞いてるの?」なんて言う人にこそ聞いて欲しい。
香津美さんのギターが思いの外馴染んでる、「LONELY AFTERNOON」は能ある鷹は爪を隠す(Still waters run deep)技法が心地良い←ラストに香津美節が聴ける。此方は冒頭から→「RIO NIGHTS」。初期メンバー(病気が治って本当に良かった)Keith Winterの存在感とは違う感受性がコンセプトと見事にマッチしてる。これは長年交流が有ったからこその佇まいで、日本人として素直に嬉しい。私的には再起動したカシオペア(野呂一生+神保彰←紅白出演おめでとう!)とのセッションも、熱く切望したい。 Jill Sawardも益々艶やかで(1953年生まれってホントかね(笑)、George Anderson Jrの演奏が前作「Across The World」に続いて一番の聴き所なのも嬉しい。驚いたのは陰の主役Roger Odell、正統派Jazzも難なく熟せる技量には拍手しかない。Bill Sharpeは・・・良い意味でいつも通りです(笑)。 本作はエッジが効いて、しかも瑞々しい・・・そんな共に年月を重ねたファンへのトリビュート・アルバムだ。さあ、貴方もShakatakの待つJazz clubの最前列へ!。
本作はスペシャルプロジェクトとの事ですが、2年毎に新作のターンが続いてたけど、コレで終わりって事は無いよね・・・と思ったらジャパン・ツアー2013が7月に開催、今回も大阪からスタート。今年も行くしかない!
このCDに収録されている曲の多くは、30年くらい前にレコードからカセットテープに録音し、いつも車を運転しながら聞いていました。そのカセットも今はどこかにいってしまい購入しましたが、30年前とは思えないくらい新しい感じがして好きです。
早いものでグループの結成から25年が過ぎ去っているが クールなフレーズには更に磨きがかかる、シャカタクの国内向け初DVD作品。 因みにレーザーディスク時代には、BGV系も含めると数多くリリースされていた。 デビュー当時から何故か日本では人気があり、今年のライヴも記憶に新しいが 同時期に活躍していたレヴェル42、メゾフォルテ等と比較しても大きなメンバー変更無く続いているのも シャカタクの頭脳であるビル・シャープの努力の賜物だろう。 画質も輸入版らしいテイストで、音質は録音時の年数を考えると良い方だと思う。 バイオグラフィーに「特に日本での人気は目覚しく云々」と記述があるのが、何故か嬉しかった。 デビュー当時はCDが珍しかった頃、今はこうやってクルマを走らせながら カーナビのDVD機能を使って、夜の高速を走りながら音と映像が同時に楽しめる・・・ 時代は変わってもスタイルは変わらない、こんなバンドこそ大切にしたいものだと思う。
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