パートナーさえ見つかれば、さぞ楽しく演奏できるはず。ただ、かなり弾ける人でも初見でせーの!と弾けるレベルではない。(カプースチンだから当然ですが)意外と少ないカプースチンの2台ピアノ。貴重である。
ピアノの練習を永続して続けていくための秘訣や、音楽関係の仕事に対する姿勢などなど、音楽と長いお付き合いをしていくためのノウハウが満載。今の仕事を極めるために努力することで道はおのずと開けてくるというメッセージは心に響く。
以前、NHK-FM「名曲リサイタル」で聴いた演奏が忘れられず、カプースチンのこちらのCDを購入しました。川上氏の演奏の美しさにすっかり魅了されました。ピアノの録音状態もよく、川上ワールドとカプースチンの音楽世界の深さを堪能させてもらった1枚でした。
私はこの曲を『LIGHTS OF LIFE』と いうCDで知りましたが、この曲は本当に素晴らしいと 思いました。合唱部分も温かいし、吹奏楽も 強弱のメリハリがしっかりしていて、心が 揺さぶられます。どうぞ、これからも頑張って下さい。 こちらも頑張る気になります。
ソ連崩壊後に広まったロシア人作曲家兼ピアニスト、カプースチン。彼の作品の中でもよく演奏会に取り上げられるエチュード集。8曲から成り、どれも秀逸である。しかも全体の構成が素晴らしく、8曲続けてもそれぞれの個性が際立ち、且つ流れもスムーズ。テクニック的レベルは高いが、超絶技巧といった感じではなく、アマチュアでも楽しめる曲集である(ただしノーミスを目指すのはかなり大変)。演奏しやすいのは、1、3曲目。個人的には6曲目が大好きだ。10度以上の和音も頻出するので、手の小さい人は音を省かないと(速度的にアルペジオにするとリズムが崩れる)無理だろう。
|