[PR] この広告は3ヶ月以上更新がないため表示されています。ホームページを更新後24時間以内に表示されなくなります。
現在の物理学では自然界に存在する力として、重力、電磁気力、強い力、弱い力が知られていますが、本書では素粒子物理で扱われる強い力と弱い力について解説しています。また、弱い力と密接に関係するヒッグス機構と2012年に話題になったヒッグス粒子も解説しています。通常の素粒子物理の本には多数の粒子や物理量(量子数など)、難解な理論が登場するため素人が理解するのは大変です。しかし、本書は強い力と弱い力に絞って解説しているため、登場する粒子が少なく、物理量をなるべく使わないように努めているので驚くほど内容がすっきりしています。そして、難解な理論については数式を使わずに絶妙な例えと図を用いて説明しており分かり易いです。最初に素粒子物理の初歩的知識を与え、次に強い力について解説した後、本書の最も興味深い弱い力について順番に説明しており理解し易い構成となっています。後半における弱い力が電磁気力と統一される話は、複数の研究者のアイディア(南部陽一郎氏の自発的対称性の破れ等)から成っており、複雑ながらも知的興奮を覚えます。特殊相対性理論と量子論の初歩的知識(ブルーバックス位のレベルで十分です)があるとより理解し易いと思います。 また、物理の説明だけでなく、物理学者達の興味深いエピソードが豊富に紹介されています。個人的にはオランダの著名な理論物理学者であるトフーフトが、「漸近的自由性」と呼ばれる強い力に関するノーベル賞級の性質を発見していながら、他の問題に熱中していたため、発表しなかったというのは面白かったです。素粒子物理なので難しい所もありますが、自然科学の深遠さを素人でも知ることが出来る良書だと思います。
ヒッグス粒子とは何か?について巻頭から進めていくという流れではなく物理学の考え方や、そもそも素粒子とは何か?質量とは何か?という基本的な概念から入るので読みやすかったです。また、イラストが手書きで堅そうな内容に暖かみを醸し出していました。
先日NHKの科学番組に登場した浅井氏の本ということで手に取った。ほかのヒッグス本よりも、まとまっていて、読みやすそうだ。こんな箇所が、なるほどと思った。不確定性原理というのは、運動量の微小変化分×位置の微小変化分は、プランク定数より小さくならないという式なのだと思うのだ。しかし、観測すること自体で、対象が変わってしまうという話も聞いた。小さいものを見るのに波長の短い光をあてないと見えないが、波長の短い光というのは、エネルギーが大きくて、小さな粒子を跳ね飛ばしてしまうという。本書には、いままでもともと「ボヤケタ」存在なのだという話と、観測によって対象が変化する話がごっちゃになって語られてきた・・・。という趣旨のことが書かれてあって、ああ、なるほどなと思った。
あした天気になあれED
ATP & Respiration: Crash Course Biology #7
Ron Wood, Keith Richards, First Barbarians - "Take a Look at the Guy" (Spec. Guest Rod Stewart)
Robocop soundtrack MAIN THEME
黑絲美人 雨宮琴音,走在路上真是太显眼了
字幕【テキサス親父】米国ダラス空港到着後のABCニュース取材について
「ポコポッテイト」をピアノアレンジしてみた
Thori Ji Kori Lagdi - Bally Sagoo 2013 HD "Future Shock"