デビュー20周年を記念して作られたベストアルバム。発売されたのは1998年だが、2000年に「TSUNAMI」のヒットと茅ヶ崎ライブの影響で、再びオリコンのアルバムチャートTOP10にランクインした。
親子で知ってる曲が違う、というのもサザンのベストならではだろう。かつて「いとしのエリー」を聞いた大人が「愛の言霊」を知ることも、「愛の言霊」でサザンを知った若者が「いとしのエリー」を知ることもできる、リスナーにとってもビクターにとっても便利な1枚。
初期の曲からだいたい順に収録されています。(最初のほうにいきなりネオブラボーが入ってたりしますがw) おそらく過去に出版されたスコアを集めて作ったのでしょう。この本の最初は手書き文字だったのが、 だんだんあとのページでは活字出力になってて、時代を感じさせます。
初期のころのスコアには、タブ譜に、フレット番号の横に、カッコ書きで数字が書かれていました。 (たとえば、Eだと、通常の0,0,1,2,2,0 の横に、カッコの中に0,0,2,4,3,0 と書かれている) ダルセーニョで戻ったとき弾くのかな?と思ったのですが、そうではなく、どうも、運指が書かれている様子。 これがわからなくてしばらく悩みました。昔のスコアでは一般的だったのかもしれませんが、私は初めて見ました。 このことがとくにどこにも書かれていないのが少し不親切だと感じてマイナス1です。
他は特に不満もなく、曲数も代表曲を一通りおさえていて、とても満足です。
サザン25周年の今年、僕は全てサザンのCDを持っていますが、一枚だけ選べと言われれば、迷いもなく、NUDE MANを選びます。夏と言えばサザンを決定づけた一枚です。1曲目はもろにビリージョエルを意識したのりのりナンバー、横浜の哀愁ただようスローな2曲目、研ナオコでもおなじみの名曲の3曲目、ハラ坊の癒し系ボーカルで一服の4曲目、JOHNLENNON大好き桑田さんのがトルバドールというレノンが1975年に事件を起こしたクラブを歌詞に引用し、当時のディスコブームをもろに意識したヒットシングルの5曲目、哀愁と思い出にふけらせてくれる6曲目、昔のLPのB面のFIRSTにあたるのりのり7曲目、サザンの隠れた名バラード8曲目、ミディアムテンポのメロディアスな9曲目、お遊び要素の10!曲目、昔は必ず入っていた、関口さんのほのぼの曲の11曲目、夏とレゲエとジャマイカをブレンドした12曲目、ラストを飾るしんみりするバラード12曲目と、バラエティーにとんだ曲でありながら、一枚のアルバムとしての統一感があるサザンの音楽性を世に知らしめた1曲です。この夏、サザンのライブや新曲発表と夏のサザンを改めて感じるこの夏に、サザンの名盤を是非。
一昨年の夏、お台場のSASのイベントに出かけたのですが、そのとき、子供も一緒だったので、ゆっくり見られなかった懐かしいSASのPVやCMフィルムも今回のDVDで一部ですが見られて、私としては大満足でした。 長い、SASの歴史を、コンパクトにおさめるには難しいものがあると思いますが、今回のDVDを通して、歴史を感じ、変わらない桑田さんはじめメンバーの方の姿、そして、最近のお金も手間もかけられた、見ごたえのあるPVも楽しめました。 最期に小林克也さんが「まだ20数年」と言っていた言葉、印象的です。 SASは本当にもっともっと楽しませてくれると思います。 大昔、ユーミンや忌野さんはじめ、キョンキョンまで、いろいろなアーティストの方が出演したSASのクリスマス特番とか、手元に録画ビデオあるのですが、あの番組のDVDとか出てくれないかな~ 何はともあれ、お買い得なDVDだと思います。続編にも期待!!
とりあえず、この本は押さえておけば、サザンのことは大体知ること出来ると思います。 しかも、サザンだけではなく他のメンバーの、アルバム、シングルまでも網羅している本です。 すべてのDVDも紹介されていますよ。 サザンを知りたければこの本を買って下さい。
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