この映画は森で外の文明の世界を知らずに生きてきたネルという女性の話。 今の世の中はすごく便利だけどその便利さに埋もれて大切なものを失くしていると思う。ネルを見てるとそれが取り戻せる気がする。 情景もすごく綺麗で見所の1つです。 ネルの不思議な魅力と、素晴らしく、美しく壮大な自然の色や景色が合わさってその情景だけでも充たされた気分になれます。。。
特典で、ジョディや監督、視覚効果担当それぞれの解説を聞きながら映画を見ることができるので、最低でも4回見てしまいますが(笑)、特にジョディの話は、映画の本質がどこにあるのかを彼女の視点で語っていてとても面白いです。 多くのなぞが残るエンディングですが、ジョディが語るように「行ったか行っていないかが問題ではない。彼女が体験をし、そして変わったこと」が大切なのだと、映画の最後に気づきます。
それにしても、主人公エリーの「体験」のシーンは、何度見ても涙がでます。 遠い宇宙の果てが幼いころに描いた絵のように美しく、遠い存在があんなにもやさしさにあふれているなら、多くの人が孤独を感じずに優しくなれるのでしょうね。
ジョディー・フォスターは、俳優である前に、 70年前後のフラワーパワーを受け継いだ、 左翼、と言い切ってもいいくらいのリベラリストです。
そんな彼女が、代表作「タクシー・ドライバー」を 地でいくような事件に、巻き込まれます。
かなりショッキングな内容です。
この事件のせいで、「ホテル・ニューハンプシャー」まで、 女優業から遠ざかったくらい、その事件は、 彼女にとっても、世間にとっても驚くような事件でした。
「羊たちの沈黙」への主演は、ある意味、 彼女流の自己救済であったのではないでしょうか?
読めば真相はすぐわかります。
なかなか、これだけの苦労しょって、 俳優続けるの、難しいと思います。
ジョディーに幸あれ!!
正月ほど晴れやかな気持ちじゃないけど・・・帰って家族に会わなくちゃ?墓参りしなくっちゃ?昔の友達にも会っちゃうかも?
田舎くさいコートは着せられるわ
両親の老いは見せられるわ
帰省してる間に我が子はハメはずしてるわ職は失うわ
ソリの合わない兄弟と喧嘩になるわ
弟は好き勝手してるわ
親はプチお見合い?用意してるわ
起こるべきことが全ておこります。
昔とった飛行場のホームビデオ見るとこが好き。
好きな映画です。気軽にみてください。
2人は「結末」を無言で受け入れる。 何も語らないことが逆に多くのことを語っているように思える。 恋人と2人きりで見たら、物語の終わりにそっと相手の手を握りたくなる。 そんな映画です。
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