かなり微妙な内容。銃器などがかなり詳しく載っているが、それ以外は少し中途半端。あくまでビジュアルな資料なので、攻殻の世界を詳しく知りたいと言う人はオフィシャルログを買ったほうがいい。
割引で1万円切ってなかったら買ってなかったかもしれない、というのはとりあえず置いといて(笑)。
特典ディスクは合計63分で、「スカイ・クロラ」についてのインタビューの他に、これまでの押井監督の映像作品の予告編などを年代順に紹介したものが入っている。24Pのブックレットでは、収録作品及び押井監督の作風などについて解説しており、どちらかといえば「スカイ・クロラ」で押井監督に興味を持った人向けのセットになっている。
日常と思い込んでいることの中に潜んでいるもの。自己と他者、個と全のつながりと途絶など、パト2や功殻などで扱っているテーマは「スカイ・クロラ」とも関連が深く、このボックスが入門者向けのものだと思えば、何故これらの作品が収録されたのかも納得がいくこと。
自分は映画を楽しんでから舞台裏を知りたいので、この特典ディスクを観るのは当分先だが、パト1、2と功殻が好きなわりにDVDをいまだ持っておらず、ダロスと迷宮物件は未視聴だったので興味があって購入を決めた。どんなソフトも本来そうして需要のある人間が買えばいいのであって、ファンだからといってすべてのソフトを押さえなければならないことはない。 ただ個人的にはもう少しボックスをスリムにしてもらいたかったので、ちょっとだけ引かせてもらって星4つ。
最後に、何をもって押井守らしさとするかは、観る人によって評価の分かれるところだと思う。個人的には「MAROKO 麿子」が入っていてくれたら嬉しかった(笑)。
操作は言うほど難しくなかった。007や地球防衛軍などアクション慣れしている人なら簡単。アクションに慣れてなくてもゲームをやっている人なら比較的すんなりできる。アクションゲームとしての質もムービーの質も高かった。
画質や音質はよく、ビルから飛び降りるときなどには恐怖するくらいだった。
ストーリーは笑い男編や個別の11人編ほどにはおもしろくはないが、普通の1話完結ストーリーよりはよかった。
やりこみも少しあるが攻略サイトを見ればすぐにクリアできる程度。
4人マルチプレイもそこそこ楽しめる。もう少しステージがほしかったが・・・
名言・アクションなども攻殻っぽくよかったが、キャラが素子とバトーしか使えなかったので全体を星4つにした。(せめてトグサを!)
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