前作がリセットされたスピンオフシリーズ。さすがに第2シリーズになると森繁先生と竹脇氏の掛け合いもバッチリ! ストーリーも脚本が松木ひろし氏が絡んでいるとあって、やや石立ドラマに近いコミカルなリズムが出てきた。なんといっても元部下役の牟田悌三氏が笑える。芸人さんが演じるより、この人たちの方が面白いと思う。ほのぼのと幸せな気分になれる作品です。
大好きな曲が、いろんなアレンジで入っている、ファンにとっては夢の一枚です。
私はリコーダーと、ジャズアレンジのが好きです。
車に乗って長距離を走るときに、誰にも邪魔されずに聴くのが最高です。
●●なぜかレビューが消えてしまったので再レビューします●● その昔、NHK-FMの“日本のトップアーティスト”で冨田氏と小松左京氏の対談による特集が組まれたことがありました。以来、トミタ・サウンド(サウンドクラウド)を愛聴しています。この本では、そんな冨田氏の努力や創作に関する内面に触れることが出来ます(特に惑星に関する話題は興味深いです)。作曲家であり、エンジニアであり、シンセサイザー奏者であり、何よりもサウンドクリエーターとしての一面を垣間見ることが出来あっという間に読みきってしまいました。
用語辞典。
巻頭に、茶葉の名前とお茶に出した茶碗での色の見本があるのがうれしい。
出典などの参考文献も充実。
まずアルバム全体の印象ですが、一言で表すと、タイトル通り「懐かしい」です。 和のテイストの音楽だから懐かしく感じるのかと思いましたが、そもそも今の日本人が懐かしく思う、あるいは誰でも知ってる曲の中には冨田勲が作った曲自体が決して少なくないんですよね。 どちらかといえば若いころの冨田勲の曲のイメージが強いとも思えるんですが、アレンジもオーケストラの演奏も比較にならないほど洗練されています。そして、まさかの初音ミクの起用ですよ。
トミタが初音ミクをどう歌わせるのかと興味津々でしたが、さすがは”税関も不審物扱いした得体のしれない音合成機械”を"世界最高の芸術の道具”として使いこなしてしまった冨田勲、初音ミクに本当に命が吹き込まれたかの様です。 トミタのシンセサウンドとしては珍しくはないものの、初音ミクに「人間臭い不安定さ・ゆらぎ」と「人の呼吸」を与えて、ミクに命を吹き込んだかの様です。ビブラートとトレモロとフェードアウト、そしてアペンド組み合わせの煮詰めは凄いです。 この超絶調整のミクが生の合唱団・フルオーケストラと一緒に歌う訳です、本当にこれは生で聴きたいですよ、ホント!w
そして、一連の「懐かしく感じる」演奏の後、アンコールとして「リボンの騎士」を演るわけですが、このイントロ部分で一気に「ぶわっ!」と来ました。懐かしく感じる、じゃなくて本当に懐かしい曲が凄い演奏で来るんですから。 久々に凄いCD聴いちゃったなー、という感じです。
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