全てのマップが載っているので迷った時に便利です。
武器・防具はゲーム中に表示されない耐性や使用効果も載っています。
ゲーム自体、モノクロとカラーで劇的な変更点はないため、モノクロ版でも使えます。
ストーリーも載っています。次にやることを忘れたときに有用かもしれません。しかし、マップを見たいだけなのにネタバレしてしまうこともあると思うので、注意が必要です。
アトラスから発売されていた、女神転生シリーズの外伝的作品が ラストバイブルシリーズである。 1・2作目はGBで発売され、本家メガテンと同じようにカルトな人気を得て 満を持してSFCへとプラットフォームを変えた3作目がこの作品だ。
しかし、時代はJRPG全盛期時代。 1995年と言えば、今見ても空前のRPG当たり年で 有名な作品ならば、クロノ・トリガーやテイルズオブファンタジア、DQ6に、ロマサガ3、聖剣伝説3といったビッグタイトルが目白押しであった。 更には、ちょっとマイナーなところでもミスティック・アーク、天地創造、エストポリス伝記2などが発売された年でもある。 そんな大激戦の年に販売されたことが災いとなったのか、ラストバイブル3は影に追いやられてしまった感がある。 しかしプレイした人の間では、この作品の評価もまた、決して低くはない。
ラストバイブル3はまた、音楽が良いのに前述のタイトルの中で唯一サントラが出ていなかった作品でもある。 このゲームの音楽は、女神転生シリーズに共通している悪魔と人間が共存する世界を実に神秘的な 澄んだ音色で表していて、その良さはプレイしていた人の間で当時から定評があった。 SFCも発売して5年近く経ち、ハードの性能を活かせるようになってきたこともあり 音楽も実に良く作りこまれた、ゲーム音楽好きにオススメできる影の逸品。 美しい音色と、どこか哀愁や狂気を帯びた音楽群はどれも非常に印象深い。 ラストバイブル3という世界を語る上で、この音楽は絶対に外せない。
こんなレビューを書いている私が、およそ16年の時を経て 突如湧いて出たサントラ発売の報に歓喜した人間の一人であることは容易に想像が付くだろう。 サントラを購入し、音楽自体は10年ぶりぐらいに聴いたにも関わらず 音楽を聴いた途端、ゲーム内の様々な場面が記憶に蘇ってきた。 つくづく、ゲームに時として何よりも大きなスパイスを与えるゲーム音楽の偉大さを再確認した1枚。 このサントラを、今更制作し販売してくれたスイープレコードの英断に心から感謝したい。
『圧倒的な情報量で公開するラストレムナントのすべて』 (裏帯より)
ラストレムナント発売から1ヶ月。 全実績を解除し、攻略情報は不要ながら キャラクターやモンスター、ワールドの設定イラストなど ゲーム中では見る事のできない附加情報を求めて Amazonで「完璧なる」「聖典」の名を冠する当書を購入。 しかし届いたのはただの無駄に本棚のスペースを奪うだけの紙とインクの塊でした。
エミーの性別が「男」だったり ブロクターの名前が「プロクター」になっていたり ヤーマのユニークリーダーの種族が「ミトラ」だったり 捕獲したモンスターの売却価格は書いてあるのに解体したら何が手に入るのかが記されていなかったり モンスターのBR別の具体的なステータスが一切皆無だったり 強化元の武器がわかっても強化後の派生武器が記されていなかったり 超古代遺跡についての記述が一切存在していなかったり DLCによって開放されたギルドアドベンチャーやモンスターの情報が皆無だったり 膨大な情報を詰め込んでいるにも関わらず索引が存在せず、 ひとつの単語を検索するのにいちいち全頁見て回らなくてはならなかったり 設定資料やインタビューなどおまけと呼べる要素が一切無かったりそもそも見辛かったり… その他色々と重大な情報が欠落した上間違いだらけの、 狂牛病の脳のような穴だらけでスカスカの本です。
モノクロ版からバランス調整されて若干遊びやすくなっているので、このゲームが未プレイであれば、このカラー版がオススメです。
テキストが変わっている部分がわずかながらあるので、ファンならモノクロ版とこのカラー両方やっておきたいところだと思います。
敵と戦うだけでなく交渉し、仲魔にして戦わせたり合成して新たな仲魔を造ったりと、基本的なシステムは『女神転生』シリーズと同じです。視点が3Dでなく2Dであったり、難易度が下げられていたり、世界観、雰囲気がかけ離れていたりと、作品としては別物になっています。その、世界観や雰囲気こそがこのゲームの魅力でもあります。作品としての完成度は高いです。 またサウンドが素晴らしいので、聴く為だけにプレイする価値も十分にあると思います。 ゲームボーイ、スーパーファミコンと続編が出ているので、そちらもプレイすると物語をより楽しめると思います。
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