古田新太×ケラリーノ・サンドロヴィッチで,自由にくだらなさを綴った舞台。 犬山イヌコさん,うまい。「ポケモン」のニャースの声をもう10年もやってる人です。 こういう芝居はお手のものの芸達者な役者陣の中で,中越典子,姜暢雄は初挑戦ですが,この二人のように"いかにも"ではない役者が入ったほうが全体として活気が出ますね。 姜暢雄の女役は,普通に色気があってはまりすぎ。 そうでなくてもありがちな「世界の最期」を描いたうえに,特に後半,より「ありがちな」ネタ?が気になりましたが。 (客をいじったり,同じ動作・言葉を全員にまねさせたり,神の声があったり…)
「これがNHK?」という部分と「やはりNHKのバラエティ」という部分が 両方あります。 シュールでアドリブ全開なところはNHKっぽくないのですが、下ネタがなく、 ガラの悪いところもない(サラリーマン、というテーマのせいもありますが) 上品さはNHKならでは、という気がします。
キャストの中心的存在は、生瀬勝久とマギーだと思いますが、その他のキャスト もオールマイティで巧い役者が揃っています。 特に、入江雅人と田口浩正の存在がコントを締まったものにしていると思います。 女性陣も思いのほか健闘していて、特に原史奈と奥田恵梨華がこんなにコントに ”なじんでいる”のは意外でした。 中田有紀の「よく見る風景」でのクールビューティぶりは、はまり役!というより ありません。
コントの中では、「テレビサラリーマン体操」と「柏木健作 挑戦の軌跡」が バカバカしくて好きです。 特に前者は、昔フジテレビの早朝にやっていた伝説の怪番組「英会話体操」を 思い出しました。シュールな体操ネタ、というところが似ていますね。
キャストのどなたかが、「日本のモンティパイソン」と言われるようになれば、 と公式本で語っていましたが、まさにそういう雰囲気で、何度も見てしまう 飽きのこないコメディだと思います。
話が進むに連れて、だんだん不気味なシーンが増えていきます。 次々起こるショッキングな出来事にも、前向きに頑張ろうとする有栖川もついに・・・。 少し後味の悪さが残りますが、これがホラーということなのかも? 最後についているメイキング映像を見れば、ちょっとほっとします。ここは素顔の蔵之介さんも見れて、ファンにはかなりうれしいところ。 ブレイク前の妻夫木聡くんや、小西真奈美ちゃんも個性的な役どころで出演しています。
3巻、4巻どちらのアタマも”社内スタントマン”がとっています。
やはり、パンチのきいたオープニングにはスタントマンが欠かせないでしょう。
女優陣の演技力がぴか一ですね。
いずれもキャラが立ってきています。
BOX-1に引き続き、中田有紀さんの演技に注目!
個人的には”世界の社食から”を注目してみています。
社員食堂には経営者のポリシーが顕著に出ているような感じがしています。
シーズン1がこれでおしまいというのはさみしいですが…。
BOXに同封されていたリーフレットには、4月(2007年ですよね?)から新シリーズ放送開始!
とあり、新作の期待も。
公演に合わせて出た ナックス特集の雑誌の中では 量 質ともに一番だと思います。写真もみんな素敵だし インタビュー内容もグッド。初めてナックス公演に行ってファンになった 高齢の母にも読みやすかった字の大きさ(^^)母の分と二冊買いました
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