思いっきり本音を言う野球解説者 20080415 武田一浩モバイル

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ニュー・アレンジ・コレクション Vol.8 歌劇「ばらの騎士」組曲

ブレーン社による吹奏楽曲のＣＤで、管弦楽名曲を吹奏楽用に編曲したものを特集した
「ニュー・アレンジメント・コレクション」第８弾です。収録曲は以下の７曲です。
１．グラズノフ作曲／佐藤正人編曲：バレエ音楽「四季」より秋
２．プッチーニ作曲／後藤洋編曲：歌劇「トスカ」第１幕抜粋
３．プッチーニ作曲／近藤久敦編曲：歌劇「ジャンニ・スキッキ」より「私の優しいお父さん」
４．バッハ作曲／エルガー編曲／飯島俊成吹奏楽編曲：幻想曲とフーガハ短調
５．マスネ作曲／鈴木英史編曲：組曲第５番「ナポリの風景」
６．Ｒ．シュトラウス作曲／森田一浩編曲：楽劇「サロメ」より７つのヴェールの踊り
７．Ｒ．シュトラウス作曲／森田一浩編曲：歌劇「ばらの騎士」組曲
どの曲も吹奏楽用に見事にアレンジされています。演奏も陸上自衛隊中央音楽隊の高度な
技量が遺憾なく発揮されており、観賞用としても十分耐えられるだけの内容を誇っています。
現在の吹奏楽界では、邦人若手作曲家によるオリジナル曲が席巻中ですが、スクールバンド
には教育的観点からもこのＣＤに収録されたような古典も平行して取り上げていただきたい。
「古典」には、いつ取り上げても新しい何かが発見できる、勉強となる要素があるからです。
もちろん、吹奏楽の古典（ホルスト作曲の吹奏楽のための第１組曲、第２組曲、ヴォーン・
ウィリアムズのイギリス民謡組曲）にも同様のことが言えます。

冬の本

小さく、つるっとしていて、かわいらしい装丁の本です。
和田誠氏のイラストも味があります。

作家、翻訳家、書店員、ミュージシャン、映画監督といった様々な人たちが、
「冬の本」というテーマで自由に思いを綴った本です。

一人当たり2ページずつの割り振りで、気軽に読み始められるし、どこでも中断できます。
ちょっとした時間のお供に最適な構成です。

冬の本についての書籍なので、寒々しい文章も多いですが、
なぜか暖かさを感じることが多いです。
おでんとか、布団とか、冬だからこそ暖を取るためのキーワードが目を引きます。

冬の本とは、暖かさを感じる本なんじゃないか。
そんな風に思いました。

厳しい冬のかたわらに。
春を待つ間、手元に置いておきたい本です。