とても、さっぱりしてます。 美味しいのですが、他者のノンオイルでもっと美味しいものが‥
2012年9月26日、はねるのトびらの放送が終了した。 2001年の放送開始から、その約11年半の歴史に幕を下ろした。 自分ははねトびが大好きだった。同時に大嫌いでもあった。 自分がお笑いにハマっていたあの頃、物心ついた時にはもうはねトびのファンになっていた。
あれは確か2004~2005年くらいだったか、巷では「空前のお笑いブーム」と叫ばれていた頃のこと。 当時バラエティでは「エンタ」「内P」「リチャホ」「笑金」「オンバト」など、芸人が活躍している番組が多数放送され、人気を博していた。 また、「M-1」「R-1」などの賞レースも火の目を浴びてきており、まさに芸人全盛の時代であった。 あの頃小学生だった自分はお笑いにどっぷりハマり、毎週「エンタ」などをビデオにとって何回も見るほどのミーハーっぷりを発揮していた。 そんな中、その頃仲の良い友達が「これ、面白いから見てみな。」と言いながら紹介してくれた番組があった。
それが「はねるのトびら」であった。これがはねトびとの最初の出会いであった。
その時既にはねトびにハマっていたその友達から毎週録画していたビデオテープを借りて早速家で見てみた。 物凄い衝撃であった。とてつもなく面白かった。今でも初めて見たとき、腹を抱えて笑い転げた記憶が鮮明に残っている。 自分はそのビデオを何回も見た。何回も何回も見た。擦り切れるくらい見た。友達に一回そのビデオを返して、また借りて見た事も覚えている。 とにかくそれくらい衝撃的で、素直に「面白い」と言える番組に巡り合えた瞬間であった。 すっかり「はねトび」にハマってしまった自分はDVDの存在も知り、TSUTAYAで全巻借りて一気に見まくった。 借りるだけじゃ飽き足らず、手元に残しておきたいとも思い始め、しまいにはDVDを全巻買い揃えてしまった。 そしてそれを何度も何度も見た。コントはどれもほとんど安定感があって安心して見れた記憶しか無い。
ポセイドン物語、グローバルTPS、哲哉とお父さん、秋山森乃進、徹夜ンアソブ、MUGA様とおーたむSAN、ブサンボマスター、ファンなんです、 ブチギレハイスクール、カワイイ、ナレーションシリーズ、ツッコミシリーズ、ケインコスズキ、村田さなえ、馬場さん、黒族、ピンクハレルヤ.. 挙げると本当にキリが無い。 毎週火曜は本当に楽しみでしょうがなかった。
だからこそ、ゴールデン進出も最初は応援していた。好きだからこそ、更なる飛躍を期待していたのだ。 ところが蓋を開けてみるとどうだろう、数年経つと自分が好きでたまらなかったコントの数は激減し、温いゲーム系の企画ばかりが多用され、最近ではすっかりゲスト出演者の番宣専用番組へと成り下がってしまっていた。 ネタが取れなかった場合は椅子を回されるだけ、短縮された言葉を正式名称にするだけ、などと言ったつまらないゲームばかりが横行し(それでも家庭内プロレスなど、若干コントを挟んでいた時期もあったが。)ここ最近では100円か高額かを当てるゲームばかり頻繁に行なっていた記憶がある。 しかし、それ以上に一番残念だったのは、「ゲストに頼りすぎ」であった。 深夜時代から11人で頑張ってきたはずだったのに、最近ではほとんどレギュラーメンバーが揃って何かやるという事が激減していた、 それどころかバカリズムや、またはいとうあさこなどの女芸人など、レギュラーでは無い芸人がこぞって前に出ていたり、または先程も言っていたように番宣目的で出た俳優・タレント等がレギュラーメンバー数人(主にキンコン)とゲームをして盛り上がる、ということしかやってなかった気がする。 2009年辺りから、自分のはねトびに対する思いはもう冷めていた。これ以上、この番組に期待することはもう無いと思ったから。 あれだけハマって買い揃えたDVDも全部ブックオフに売り払ってしまった。本当にすっかり興味が無くなってしまっていた。 いやむしろ嫌いになっていた。昔は面白かったのに、今はこんなに落ちぶれて、と蔑んだ眼で見ていた。 そしてそれからすっかり見なくなってしまった。
放送終了を知ったのは、ネットのニュースを見てからだった。 視聴率が悪かったのは前々から知っていたが、いざ終わるとなると最近見てなかったくせに急に寂しさを感じた。 とりあえず最終回は見てみた。 昔の映像やコントなどが流されていて、もの凄く懐かしさを感じた。 しかし、一番グッときたのは最後のメンバー全員のコメントであった。 一人一人が番組に対するアツい思いを語っていた。特に西野は泣いていた。(自分はここで泣きそうになった...。) 番組がゴールデンに進出してからは、色々批判はあったと思う。 「昔の方が面白かった。」とか「今はつまらない。」とか... 特に梶原は最近色々あったからめっちゃ叩かれてたと思う。
しかし自分は改めて思った。 知名度も人気も全くない11人がオーディション番組で勝ち抜き、深夜時代からゴールデンにまで進出し約11年半戦ったこと。 これはやはり凄いことだと思う。 事実、「新しい波16」から派生したふくらむスクラムは数年足らずで終わってしまったし... 無名の頃から、野外ライブで何千人もの客を集めたり、その実力は確かだったんだなと改めて思った。 あんなに最近では全然興味が無かった自分も最終回ではホロッときてしまった。 最後のエンドロールでは、寂しくも切ない気持ちがもの凄く押し寄せてしょうがなかった。 「これで本当に終わってしまうのか..。」と。 そして最後にドアが閉まった瞬間、やるせない気持ちでいっぱいになってしまった。
最終回も視聴率は乏しく、地味な引き際であったが、彼らは本当に頑張ったと思う。 あの時の衝撃は今でも残っているし、忘れないだろう。 久々にまたDVDを見返してみようかな、と思った。
キングコング ロバート ドランクドラゴン 北陽 インパルス
約11年半本当にお疲れ様でした。
"扉"を開け放ち、思う存分"跳ねて"いって下さい!
PS 内Pみたいに、これまでのDVDに収録されなかったコントとかを新たにDVDに収録して発売して欲しいなあ...。
人力芸人がたくさんで最高です! アンタッチャブル、ドラドラはそれぞれ2組にぴったりな曲だと思うし、アンジャッシュの曲も哀愁漂うかんじですごくいいです!視聴もサイトでできますので一度視聴をおすすめします!!!
はねトびのビデオ買いましたっ!! 凄い面白くてこんなに笑った事は 久しぶりです☆ 本当に買って良かったって思いました!! ぜひ!買ってみて下さいっっ♪ マジおすすめですっっっ!!
「すごい!!」 この一言に尽きます。 今のお笑い番組ってテロップに頼ったり、ゲストに頼ったり・・・ そんな制作の風潮にちょっぴり飽き飽きのこのご時世。 久々に小細工なしの笑いを見た気がしました。 私のおすすめは、秋山と塚地が月9出演のきっかけにもなった 「MUGA様とオータムSAN」 こんな奴、いるいると思わず叫びたくなること間違いなしです。 メンバーの演技のうまさ、観察力の鋭さ、感心してしまいます。 あまりのおもしろさに、2日間で7回見てしまいました。
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