見て楽しい、読んで理解できる本ですね。松井先生の不慣れな指導で多少カミカミな所はご愛嬌(汗)
確かに巧いし多くの実戦用なワザが収録されてあり大変面白いです。
自分はフットサルで実戦したりしています、ドリブルやテクニックを有する仕掛けには自信が無かった僕ですが案外スムーズにいくつかのワザを盗めました。
この時期の日本人メジャーリーガーの活躍がどのように収録されているのか期待していただけに、というより期待しすぎていたのかもしれませんが、少し物足りなかったです。
個人的には本編よりも、EXTRAのコーナーのイチロー最多安打記録更新のところが一番のお気に入りです。あのチャプターだけは、いつも見たくなって良く見ています。最多安打記録を更新する打席や、シーズン最後の打席を全球観ることが出来て、歓声を浴びて、選手たちがイチローのもとにやってきて、球場全体が祝福ムードに包まれるシーンがたっぷり収録されています。
期待が大きすぎただけに、☆4つの評価にしましたが、値段も特別高い訳ではないので、買って損はしないでしょう。
W杯の時だけの、なんちゃってサッカーファンですが、最近翼くんファンになり、買ってみました。南アでは松井選手の粘り強さに感心したものの、フランスでのプレーは知りませんでした。このDVDはサッカー100%のものではなく松井さんが興味を持っているものや、翼くんとの語らいなど、いろんな要素が入った、パーソナルなもので、それはそれで予想外ではあったものの興味深い内容でした。また全編を通して街中やブルゴーニュの風景と映像がとてもきれいでした。 お互い刺激し合える仲とのことですが、ここで語られる仕事や人生に関する言葉の数々は、私自身にも刺激になります。ブルゴーニュのワイナリーのオーナーによるワイン講座と、松井さんがフランス語で会話してる所も必見です!
昨年の日本代表戦を見て、松井大輔選手の大ファンになってしまった。静かな闘志を感じさせるサムライ的容貌。瞬時に発揮される高い技術と1対1で戦う玉際の強さ。何より失敗を怖れず果敢に攻める姿勢がとにかく魅力的で、サッカーってこんなに面白いスポーツだったのか!と思わせてくれたのだ。 外国人が成功するのは難しいといわれるフランスサッカー界で、「ル・マンの太陽」といわれ、華のあるプレーと人間力で愛されて成功した唯一の日本人選手。けれど、日本ではフランスほどには知られていないミステリアスな選手。どういう人なんだろ?どうしてフランスを選んだのだろうと好奇心は膨らむばかりのときにタイミングよく出た自伝だった。 いやぁ面白かった! 日本のように整備されていない荒れたピッチも多いなかで、どんな環境でも戦える技術とタフネスを身につけた。黒人選手の多いなかでフィジカルを鍛えるためにした努力。恵まれた日本人選手と違って、厳しい環境でたくさんのものを背負ったチームメイトたちと出会って世界を拡げていくところに引き込まれた。 自分の意思を貫く強さと、まっすぐにものを見て感性豊かに吸収していく素直さ。苦労と挫折を重ねても、常に「壁は高いほどいい」と決して投げださずに前へ進む姿勢には読んでいて励まされた。 不景気もあって日本全体が総引きこもりになりそうな今、どんな苦労をしても海外で挑戦を続ける生き方は貴重だと思う。日本の閉塞状況をブレイクスルーするのは松井大輔的メンタルを持つ人がたくさん増えることじゃないかなぁなどと考えてしまった。 W杯への並々ならぬ思いも書かれている。代表に選ばれての活躍を心から期待したい。
松井選手が渡仏してからのサッカーマガジンでの連載+同誌に載った折々のインタビュー+最新インタビュー+写真集のような本。 私はサカマガの連載の古いものを読んでいなかったので、読みたかったので買いました。 長谷部選手や長友選手のような本を期待している人にはおすすめしません。 松井は松井。万人向けのノウハウも心の整え方も教えてくれない。 いつも自分で考えることを大事に、様々な逆境を一見淡々と自分の意思で乗り越えてきた。 いろんなことを言われるけれど、自分を大切に、自分の好きなものを大切にしてきただけ。 経験を経て、チームのために働く強く優しい(自称)大人になったけれどサッカー少年の心は捨てない。 ワールドカップ後の苦境の1年を経た今の心境を知ることができます。 いろんな選手の本と読み比べると、余計に日本人離れした彼の個性の鮮烈さが際立ちます。 それを楽しめるファンにはおすすめの一冊です。
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