がぁさん初の未来SF漫画。戦争によって公転軌道から飛び出してしまった地球が再び戻って来る時に合わせて1000年の時間凍結から目覚めた、豪華宇宙船サテライトNOAHの機関長ユージ・ハヤカワを待っていたのは、他のクルーの死と云う事実と、石器時代レベルにまで退化してしまった乗客の子孫達だった………。 作者HPの宣伝文句によると、ワイドスクリーン・バロックを目指した作品だそうで、SF考証にやや難がある割にはトンデモテクノロジーなんかは出て来ないのですが、人類最後の生き残り約260名を地球に戻すべく奮闘する主人公の行動力は、確かにそれっぽい気がしなくも………ないかな? トンチンカンなカルチャー・ショックを交えつつ、一応希望の明日へ向かって一歩一歩前進してゆく姿が結構楽しいです。 タイトルは「救世主様」に捧げられた「生け贄」の女の子ハニハニから。ワキ毛を生やした巨乳眼鏡ッ娘なんて初めて見ました。「約束の地」は今どうなっているのか? すっかり南国風の裸の未開部族と化してしまっている人々を率いて、「救世主様」は果たしてNOAHを再び動かすことが出来るのか? 人類の命運を賭けた1000年越しの三角(四角? 五角?)関係の行方や如何に!? ってなところで次巻に続きます。
任務に失敗した冴えないヤクザが、なぜか不思議な世界「だいらんど」に来てしまうというストーリー。
ほのぼのとした世界にヤクザが拳銃持って迷い込むという設定が何ともユニークです。 基本はコメディタッチに進んでいきますが、根底に流れる暗めな雰囲気がいい感じです。
最初から最後まで一定して高いクオリティを保ち続けたまま終わります。 作者は成人向けマンガも書いている方ですが、この漫画には設定上そういう絵はあまりありません(せいぜい裏表紙に裸がでてくるくらい)
マイナーな漫画ですが、一巻完結ですし、読んでみてはいかがでしょうか。
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