30~40年代一世を風靡したピアニスト、エディ・デューチンの波乱の生涯を綴った感動の名作です。甘美な演奏で成功を収めた音楽家としての人生だけではなく、愛妻の死、息子との葛藤、妻の死を乗り越えて得た幸福など、感動的な人間ドラマに仕上がっているところがポイントです。 物語の折々で演奏されるショパンの『夜想曲』をアレンジした『トゥ・ラヴ・アゲイン』は、今やスタンダードと称されるほどの名曲になったことからも、この作品がいかに多くの人々に愛されているかを示しています。 デューチンを演じたタイロン・パワーのピアノ演奏は、実際には人気ピアニストであるカーメン・キャバレロが奏でているのですが、まるで実際に自分で弾いているかのような演技で、圧巻です。このカーメン・キャバレロは生前のデューチンと親交があったそうで、ほぼおなじ時期にダンス・バンドリーダーやピアニストを務めていたそうです。 タイロン・パワーの名演技はもちろん、デューチンの息子ピーター役の子も、なかなかの演技を見せてくれます。
世の中では「フラッシュダンス」が流行っていた1984年。 恐らく角川春樹監督はこう思ったに違いない。 「よし、俺も原田知世でフラッシュダンスを撮ろう!」と。 ゆえに冒頭からマンハッタンもどきの映像から始まるのだろう。
基本的にHD化されたので、思ったよりも鮮明な画質で楽しむ ことが出来る。まあ音質は辛いが、暗いシーン以外は 十分ブルーレイ化した意味もあると思う。
ストーリーはあまりに前衛的で良く分からない(笑)。 いきなり踊りだす原田知世だが、ダンスの腕はまだまだな感じだ。 でも数十人のオーディションでは通過してしまったりする。 最近TVで観た剛力彩芽の方がダンスは上手いかもしれない・・・
撮影は名匠・仙元誠三が担当しているが、何せクレジットがないので これも良く分からない。というか仙元カメラマンの良さを編集で ブッタ切っている感じなのだ。
ブロードウェイから講師を招いてダンスシーンに挑んだと 言うが、確かに原田知世以外は切れる(笑)。 角川春樹監督の頭の中をのぞいてみたくなる作品だ。
色々な意味で「凄い」この作品、個人的には嫌いじゃないです。 星は画質評価の3つ星。
映画「愛情物語」を鑑賞後、即注文しました。
曲ごとに映画のシーンが頭のなかに浮かび、ロマンチックな気分にひたれます。 映画のなかではシーンの切り替えにともない演奏(音楽)も中途になることが多いですが、全曲たっぷり堪能することができるのもサウンドトラックならでは。 テーマ曲でもある「愛情物語」 (“To Love Again”) は1曲目と最後にアレンジの違う演奏が収録されており、どちらもとても素敵です。最後の演奏は静かな弾き出しから曲の盛り上がりにかけ映画のシーンが重なり泣きたい気持ちになりました。 ノリのよい「ブラジル」なども素晴らしく、カーメン・キャバレロは手が4本あったのではないか!と思ってしまうほど迫力のある演奏です。あんなふうにピアノが弾けるようになりたいと思わせてくれるCDでした。
「永遠のサントラ999」と期間限定商品で999円で発売。
もともとアナログ2枚組LPで発売されていたものをDisc 1枚で発売でどうなってんだろ?と思ってました。買ってみたところ「壺の里」っていうインストがカットされてました。歌詞のブックレットを見るとセリフの1部をカットしてますとのことです。
もう後は聞き手の判断になっちゃいますねぇ。1枚のCD999円で楽しめるのなら良しとするかどうかでしょうか。
音の方はソニーWebで販売していた原田知世80年代BOXのものと比べると劣ります。ジャケット写真は海賊版かと思うほど荒い感じがします。
映画に直接関係ない知世の「CURTAIN CALL」をカットした方がいいんじゃないって気もしましたが、前の曲とつながってる感じになってるのでそれも不自然。ぶなんな選択だと感じました。これはこれで良いかな。
バレリーナの育ての母と,本当の両親と,関係者の話。
赤川次郎らしい幸せな終わりを迎える。
バレリーナの生き方を支える人の温かさ。
仕事をしないいいかげんな男が, 悪いたくらみを持つ警察官を抑える。
赤川次郎が何を言いたいかが分かる本。
こういう本ばかりだと,発想が貧困になるので, 恐怖小説や,悪人の小説も書くのかもしれない。
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