この年齢でこのステージング。まさに天然記念物だと思います。 18の息子が一言「かっこいい・・・」とつぶやいてました。 それ以外にコメントのしようがないですね。
ゲーテの『ヴィルヘルム・マイスターの修業時代』を板敷きに、ヴェンダースの盟友でドイツ語圏文学を代表する作家でもあるペーター・ハントケが脚本を担当した「ロード_ムービー三部作」の二作目。 原題はFalsche Bewegung (誤った動き)といって、その名の通り、やたら迂回と脱線を繰り返す不毛な彷徨の映画である。前作『都会のアリス』が、「アメリカの影響」を主題としているとすれば、この作品は「ドイツの現在」が主題といえるだろう。 母親の薦めで旅に出た若い作家志望の青年ヴィルヘルムは、途中で出逢った元ナチスで大道芸人の老人、その相方で口の利けない少女、女優、自称詩人の青年とともにドイツをさまよう。ふとしたことからライン川沿いに住む大富豪で自殺志願者の老人の邸宅にたどりつき、まったく噛み合わないお互いが勝手に独白を投げるような会話を積み重ね、大富豪の死と大道芸人の老人が元ナチスであるという過去を告白したことを契機として、またバラバラになって、ヴィルヘルムは一人でドイツ南端の峰ツークシュピッツェの山頂に登り「どうやら、何かし損なったようだ。動く度に何かをし損なう」 と呟く。と、こんなストーリーを書くことには何の意味もない、といいたくなるほど、抑揚のない夢幻劇のような映画。 個々のシーンは絶妙の演出が施されていて、女優と出会う列車のシーンや、山を集団で歩くシーンの人の入れ替わりなど、おおおと思うところは多い。けれどもその「ドイツ的」な観念性にはほとほと気が滅入らせられる。なお、ヴェンダースがディスコで見つけた女の子をスカウトし、家に行ってみたらクラウス・キンスキーの家だった、という怪しげなエピソードがあって、当時12歳のナスターシャ・キンスキーがおっぱいまで出して出演している。前作のアリス役のイエラ・ロットレンダーといい、ヴェンダースにはロリの気があるのか、子役の女の子の魅力的なことと言ったら目を見張るものがある。
2/16, 17に行った厳寒の北海道 オホーツク海の流氷見学ツアー及び層雲峡 瀑氷祭りで、本領を発揮してくれました。氷の階段も安心して登り降りすることが出来、価格も手頃で大満足です。
犬の散歩で、雪でも結構距離を歩くので、着脱の楽な、安心できるものを探していました。 TVの番組で紹介していたのを見て、アマゾンで探しました。思ったより使いやすく、これで安心できます。 もう1つ家族のために追加購入します。
26x19の大きな見開きに、全編カラーでふんだんに写真を交え、
主に近世以降に栄えた街道41本を取り上げる。
奥州街道・羽州街道のような代表的な街道はもちろん、
六十里越や阿仁街道といった山間僻地を行く街道も網羅する。
概略地図とあわせて古道を詳細にトレースしてくれるので、
非常にわかりやすく記憶にも残りやすい。
さらに代表的な宿場町、峠、東北を題材とした古典文学の紹介もあり、
かつて東北を旅した文人墨客の姿が浮かび上がる。
東北地方の歴史・交通・民俗に興味のある方には必見の一冊と言って良いのではないか。
価格分の価値は十分。
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