ご存知オリジナルのリメイクですが、散々オリジナルを汚した作品はホント多いですが これは大正解だと思います。
・主人公バーバラのオリジナルのダメダメさを、この作品で払拭! オリジナルは苛々するくらい、バーバラがダメだったのが今回は行動力満点で面白い。
・オリジナルのベンに引けをとっていない熱演 黒人=冷静でリーダー的な役割の振り分けもしっかりしており、他のキャラとのコントラストもgood!
・メイキングの裏話を聞きつつ本編を見ると、二度楽しいです! ゾンビのエキストラが、思いっきり手作り感を感じて親しみやすくて、面白い。
・ラストのシーンがちゃんと、オチがついていてスッキリ! ホラー映画にありがちのえぇ?そりゃないわ・・・的な残念な終わり方じゃなく ちゃんと筋道が通っている(B級以下は、意味不明の終わりもあります。)
オリジナルが厳しい予算で、リメイクはお金がかかっていると思ってましたが 意外や意外。多くの有志(エキストラ)の方々に、出演してもらって尚且つ
その人には、誇りになるそんなメイキングの裏話が成功を裏付けてます。 お金をかければ、映画は面白くできるという誤った考えを再認識しました。
ゾンビといえば、これもぜひコレクションにどーぞ。
記念すべき題一作。本作はプロローグ、エピローグが足されているが、それ自体はあまり重要ではないため、その部分を期待して購入はしないほうが良い。モノクロで、つくりも粗いため後のロメロの映画には及ばないが、ゾンビのはしりだけに、オーソドックにのろいゾンビがいい感じです。
この映画のグッズは数少ないので、なんでも欲しくなります。これもたまたま発見。なかなかいいです。 しかも1000個限定品で少し得した気分。偶然みつけた商品だけに嬉しいです。
ロメロ監督の作品に通じるものが全て、この作品に込められていると思います。 独自のモラル、マイノリティへの共感、映像表現・・・
この作品でも、主役は黒人。 この時代、今よりあからさまな差別があったであろう彼を軸として物語は展開しますが、ラストで彼の運命を変えてしまうのは、いかにもロメロ監督らしい。 反社会的、とは違うけど、時代を風刺しているような視点が既にここから見受けられます。
90分程度と短く感じる映画ですが、内容はとても濃い。 ゾンビ映画としては押さえておくべき作品であることは間違いないでしょう。
ゾンビ映画としてのみならず、ホラー映画として重要な位置にある作品です。 今までに何種類かのDVDが発売されているので、物語自体の評価はそちらのレビューに譲ることとしてそれ以外の点についてレビューします。 音声はモノラルで、日本語吹替えは収録されていません。 世界的に不評な「最終版」収録の日本語吹替えでも入れてくれたらよかったのですが。 BD化して画質がよくなった、とは言い難いこの商品の目玉は何と言っても約84分のドキュメンタリーでしょう。 ファーストゾンビとジョニーの40年後の取っ組み合い(笑)、クーパー一家など可能な限り当時の出演者が時を越えて出演しています。 ほとんどの役者がスタッフも兼ねていたのですね。 とくに印象深かったのは、1988年に亡くなったデュアン・ジョーンズ(ベン役)に対する出演者の想いの強さです。 少女カレン役のカイラ・ションのウェブサイトは彼に捧げるものだとのこと。 また、デュアンのインタビュー(音声のみ)も彼が今作について語るものとしてかなり貴重なものだと言えそうです。 そうそう、ハリーを演じたカール・ハードマンの髪型が40年経ってもほとんど変わらず持ちこたえていたのが少し驚きでした。
|