心の拠り所だったテレビ画面が消えていくように自分の愛する人たちがフェイドアウトしていく現実に立ち向かいながら本当の幸せを得ることができた施設育ちの美音のせつない物語「フェイドアウト」、チビ、ブス、デブに生まれた主人公が失恋を繰り返しながら恋愛小説を書き続け、やがて人生の方向転換をすることになるラブコメディ「恋愛小説家」、記憶を頼りに初恋の人を探し出す女優木下麻耶の恋物語「メモリー」の三篇収録。いずれも心の琴線を打ち震わせるようなハートフルなラブストーリーです。ちょっぴり肌寒さを感じるこの季節に心がじんわりと温まること請け合い!
小泉今日子さんの歌の中でも、とても好きな歌です。大人で、やばいような事に諦めてて、その時の流れに諦めてて。このテンポの曲というか、種類の歌もっと歌って欲しかった。
リーフレットを読まずに、最初のリストの「ラ・カンパネラ」を聴いた時、これはもしかして、と慌てて説明を読みました。やはりフジコ・ヘミングでした。続くリストの「ため息」「泉のほとりで」もそうでした。独特の奏法ですし、解釈ですが、少し聴いただけで演奏家の姿が浮かび上がるような演奏はめったにありません。ピアノ演奏というと完璧に弾くということに主眼が置かれそうですが、楽譜の中に潜む作曲家の感情や思いを浮かび上がらせるような演奏はあまりありませんので、その意味において貴重です。絶大な人気があるピアニストだということがよく分かります。
ミハイル・プレトニョフが3曲弾いていますし、ダン・タイ・ソンが2曲、タチアナ・ニコラーエワ、スタニスラフ・ブーニン、エリック・ハイドシェック、ケマル・ゲキチ、仲道祐子などの有名なピアニストの演奏も収められていました。他の演奏者も当たり前ですが、物凄く上手です。音大生やピアノを練習している人にとって、お手本として聴かれるのでしょうね。かなり幅広い作品からの選曲ですから、ピアノの名曲を堪能したいという人にも好適でしょう。
通俗的な名曲も含まれていますが、今まで聴いたことのない楽曲もあり、楽しみながら4枚を聴き通しました。 リーフレットの解説は参考になりました。誰が書いたのかは分かりません。署名入りで載せてほしいですね。冒頭のコメントを書いた音楽評論家の萩谷由喜子さんでしょうか。
83曲もピアノ独奏曲が収められているわけですから、繰り返し聴いても飽きません。
昔よく聴いてました。最近、購入して聴きましたが、歌詞とかは時代を感じさせますが、全体的に良いです。
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