放送当時、発売された楽曲(歌のみ)が 完全収録されている盤。
キングレコードが発売した ロボットアニメ大鑑 下巻にも 同様に楽曲収録されてますが 何故か ブライガー挿入歌4曲は 放送当時発売のアナログ盤収録の 冒頭にキッドのセリフ入りVer
ミュージッククリップらしいジャケなので そこはもう一歩
J9シリーズのレコードサイズの歌は、元々のレコード発売元であるキングレコードから発売された「ロボットアニメ大鑑 下巻」に収録済みなので、すでにありがたみは全くない。ナレーション入りのTVサイズ主題歌だけでは「売り」が弱い。なんで今更J9の歌物企画なんて出すのか、正直疑問。また、個人的にはオリジナル(=本物)に拘りたいので、リマスタリングもマイナスポイント。
「銀河旋風ブライガー」「銀河烈風バクシンガー」「銀河疾風サスライガー」の三つをまとめたBOXになっています。
「銀河旋風ブライガー」
ルパン三世を彷彿とさせる憎めないキャラクターたちの請負人稼業をメインとしており、仕事をしていくうちに各コネクション(マフィアなどを想像していただければ)との抗争などに巻き込まれていくSF時代劇のようなもの。 笑顔の裏の各キャラクターたちの過去、J9シリーズ独特の音楽、豪華な声優陣と故塩沢兼人氏のセクシーかつ陽気な演技も魅力的な作品です。独特のOP及びEDの語り口調も面白い。
「銀河烈風バクシンガー」
J9シリーズ第二期。前回のブライガーとは色が少し違っており、バクシンガーはSF幕末。 ブライガーのようなメンバーたちがそろってはいるものの話自体が新撰組をモチーフにしているストーリーのため、勧善懲悪な感じの前作と比べコミカルな要素が少なめ。しかし、「烈」の旗の下に立ち上がったという理念や思いは色濃く、ストーリー性は少し増えていると思う。 音楽や声優の方たちは前作に引き続き同じであり、愛変わらずの素晴らしさで堂々とした演技とキャラクターのぶれなさがとても魅力的でした。
「銀河疾風サスライガー」
J9一作目のようなスタンスに戻り、コミカル色がまた戻ってきた作品。 いろいろあって30世紀になった銀河でひょんな事から集まった主人公たち。銀河を駆け巡る大きな賭けを行うことになりました。賭けの内容は指定された星を1年でめぐるというもの。賭けの相手は暗黒街の帝王、こっちはアウトローな若者たち、陽気な彼らは無事に賭けに勝てるのか、はたまた宇宙の藻屑と消えるのかJJ9として宇宙を羽ばたく彼らの活躍は見ものです。 ちなみに音楽には久石譲さんも加わっています。
好き嫌いはあると思いますが、一時代を築いたロボットアニメだと思います。興味が出た方はぜひどうぞ。
|