そこで人が麻雀しようが、誰かが死のうが、関係なく淡々としたトーンで描かれる画。 作者は、常に事象を俯瞰しながら描いている印象を受けます。それは時に冷徹に感じることも ありますが、作品全体に漂うこのえも言われぬ愛嬌は、この視点から生まれるのでしょう。
また、老人、子供の描写にはとりわけ驚かせられました。 不気味な老人と子供を描かせたら、大友克洋の右に出る者はいないのではないでしょうか。
AKIRAで有名な作者ですが、私は短編集にこそ大友克洋の魅力が存分に詰まっていると思います。 他の短編集、「ショートピース」、「さよならにっぽん」と併せておすすめできる作品です。
やはり、同じような大きさで販売しているボバに比べたら質は低いと思います。 例:服のダボダボ感 ポージングさせるとき手、足が取れやすい。 ライフルがちゃんともてない(ライフルが少し曲がる)
低価格で楽しむ文にはいいですが、良い物を飾りたい場合は高価格のものを選んだほうが良いと思います。 あと、手のバリエーションが少ないです。
標題には挑発的に書いてしまったが、倉田さんはガチンコな武道家ということもあり、基本的には 非常に生真面目かつストイックな方であると思う。香港スターとの交遊録を綴った本書における語り口も、 有名人との付き合いぶりを自慢げに吹聴する類のものではない。ただ、各挿話には「ホンマかいな」と思うような話も多く、 いかにこの偉大な国際俳優が撮影現場の修羅場をくぐり抜けて来たかが伺える。1時間程で読み終えることが出来るが 満足度は高い。レアな写真がもう少し多ければ、なお良かった。
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