風に対しても、全く問題が無く使用ができ、親戚のものに配りました。
劇場でも観、LDで何度も観た映画だが、DVDはこのエディションで初めて入手した。アルティメッド・エディションとされているが、特典映像の著作権表示は2004年であり、おそらく最近発売されたディスク2枚のエディションと内容は同じだろう。ヴァンゲリスの音楽と映像が融合した80年代を代表する超名作。走ることに神の喜びを感じるスコットランド人宣教師と、差別に勝つために走り、プロのコーチの指導を受けるユダヤ人の2人が主人公。2人が参加した1924年パリ・オリンピック大会がクライマックスの舞台となる。信仰と国への忠誠との対立、英国の階級社会と潜在的なユダヤ人蔑視、教育の中でアマチュア・スポーツが重視される一方世界的な強さを求めるにはアマチュア精神が偽善である現実、オリンピック大会での選手への国威発揚の重圧等が、スローモーションを多用した競技場面や静謐な選手控え室の映像等によって丹念に描かれている。英国1920年代衣装も魅力。練習風景も取り入れられ、それを観るだけで元気がもらえる。ハードルにシャンペン入りグラスを置いて練習する場面は英国貴族ならではの豪華さにうなる。身分等の壁を越えて仲間になる選手を若い俳優が演じ、脇をベテランが固める。特にイアン・ホルムが好演。
本作は、映画史上不滅の、冒頭と終わりの選手達が浜辺を走るシーンが有名。選手の足元のしぶきまで鮮明に映し出す画質が素晴らしい。その名シーンにヴァンゲリスの他の曲がつけられる予定だった等、特典映像の制作秘話も興味深い。特典映像では他に、欧州版だけにあった、選手達がクリケットに興じるシーンも見逃せない。単に映像と音楽が美しいだけでなく、北京オリンピックが終わった今と1920年代でスポーツまたは社会の変わった点、変わらない点を色々考えさせてくれる名作である。
鍼灸院で足底筋膜炎と言われ、購入しました。 足のサイズは21.5cmなのでサイズ的には余裕があるはずなのですが、足首の部分のゴムがきつくて血が止まりそうです… しばらくしたらいい具合にフィットするのかもしれませんが、一日中これをつけるのは厳しいような気がします。 かかとのクッションは良く、着けて歩くと痛みが減りました。ゆえに★3つです。
1920年代のイギリスが舞台ということで、当時のイギリスの雰囲気がよく再現されている、という印象を受けました。劇中で人々が来ているトラッド・ファッションはおしゃれで上品で、25年経った今見ても憧れてしまいます。スポーツする若者を描いた映画というと、どうしても「熱血」「スポ根」なんて言葉が思い浮かびますが、この映画は逆に走ることに勤しむ若者を淡々と描いて、走ることで自分の精神を高めていく選手たちの真摯な姿に、思わず姿勢を正したくなります。音楽も有名ですが、宗教、国民性、当時のヨーロッパの内情など、ストーリーもかなり重みがあります。中には映画に描かれている価値観に共感できないと感じる方もいると思いますが、固い思いを胸に走る若者たちの姿には胸が熱くなること間違いなし。ユダヤ人で真面目なエイブラハムズと、気さくな宣教師のリデル、それぞれの思いと生き方にハッとさせられる映画です。また、ハロルドの学友で同じくオリンピック選手であるオーブリーとアンディにも注目したいところ。特に、貴族出身のアンディが、自分の広い庭にハードルを並べ、その上にシャンパンの入ったグラスを乗せて練習する場面は強烈に印象に残りました。恐らく、世界で一番優雅なトレーニングの場面、ぜひチェックして下さい。
この本を読んで、中山選手のランナーとしてのプロ意識の高さを知り、強さの理由がわかったような気がします。また、あれほどのランナーへの協会、企業側の待遇の悪さはどうにかならないのかと憤りを感じました。欧米のスポーツ選手並に、日本のスポーツ選手も高い報酬を得て当然なのではないでしょうか。
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