ピンクフロイドの「The Wall」を様々な アーティストのパフォーマンスで楽しめます。 このコンサート自体はフロイド/ロージャー・フリークからの 評価は低いようですが(オリジナルとライブ版CDが 良すぎるので)大仕掛けのステージが面白いです。 「マザー」が特に気に入ったのですが、最後の「トライアル」 も映画をそのまんま再現した感じで楽しめます。 イン・ザ・フレッシュ?を見た人にもお勧め。 ボブ・ゲルドフではなく、ロジャーの「ピンク」が見られます。
ビデオではもっていたんですが、DVDで久々に観ると、やっぱり圧倒的です。映画買おうかこっち買おうか迷ったんですが、本作にして良かったです。初めてリアルタイムで買ったピンク・フロイドのアルバムなんで、思い入れもひとしおです。
気にはなっていたけど、敬遠していた、ロジャーウォーターズのソロを一気にそろえることができました。 内容は、結構きついと思っているので、ぼちぼち聴いていきます。 とりあえずinthefleshのDVD、見ました。ソロの曲も、結構いいですね。
でも、Amazonだけ、なんでこんなに安いの? inthefleshのDVD1枚買うより、ずっと安い…
追記 1990円というのは、2011年11月時点での価格です。
オレゴンで行われたIn the fleshツアーを収録したDVDです。 Roger Watersの作品は歌詞が肝なので、英語で聞いて(歌って)歌の情景をイメージできないと感度はかなり落ちるはずです。このDVDを何十回も見た後で、日本で行われた2002年3月31日のライブを見ましたが、このDVDと違いノリが悪くがっかりしたものです。特にPerfect Sense2では皆がいっしょに歌ってくれるものだと思っていましたが、そうではなかった。 個人的には、親に対してMotherに共感を覚え, starting gunを聞き逃し周回遅れとなった自分をTimeに照し合せ, Eclipseを聞いてつまりそういう考え方があるんだと納得し、今は、Moneyを聞いて苦笑いする。 このDVDを見れば、いつになっても、Roger Watersや観客と一緒にそれぞれの時代の自分を同調させて楽しむことが出来る、そういうライブです。
1992年、Roger Watersのソロ・3rdです。
ソロ活動開始から8年、PINK FLOYD脱退から6年を経て、 製作されたアルバムで、お得意のコンセプト・アルバムになっています。 細かいコンセプトについては知りませんが、 "What God Wants"では、神の名の下に、戦争が起きたり、人々の生活が苦しめられたりすることを歌い、 "Watching TV"では、フットボールも戦争もTVで見れることを、歌い、 そして、最後の"Amused to Death"では、人類は遊びつくして死滅すると、歌っています。 。。。歌っているというより、(皮肉を通じて)憂いている感じです。
どの曲も、叙情性に富み、美しくも憂いを感じさせる楽曲です。 また、アルバム通して、全くたるまないところは、さすがの構築力だと思います。
このアルバムには、もう1つ、大きな魅力があります。。。Jeff Beckの参加です! Jeffのギターがもつ、「力強さ」「官能」「リリカル」な面が、見事に、このアルバムに融合しています。 Jeffのセッション活動の中でも、Bestの1つだと思いますし、 Jeff Beck抜きでは、「このアルバムは成り立たないのでは?」とも思います。
「What God Want」のコーラスの裏で、荒ぶるJeffのギターが鳴り響くのを聴くと、 「Jeffのギターは、声無き声で、声以上の声! やっぱり、Jeff Beckは『神』役かな?」なんて思いました。
Roger Watersソロの中でも、最も素晴らしい作品だと思いますし、 PINK FLOYDの作品と比べても、全く遜色が無いと思います。 「The Wall」「Final Cut」の続きと言っていいと思います。
「Roger Watersファン」「PINK FLOYDファン」に、オススメです。 また、「Jeff Beckファン」にも、強くオススメします。
(参考)参加ミュージシャン Jeff Beck (G), Andy Fairweather Low (G), Tim Pierce (G), Steve Lukather (G), Bruce Gaitsch (G), Mechael Kamen (Conductor), Don Henley (Vo), Rita Coolidge (Vo), John Patitucci (B), Jeff Porcaro (Dr) etc
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