中野京子センセの「怖い絵」シリーズを楽しんできた読者にとっては、少々どころか相当拍子抜けのするお気楽な、というかセンセにとってはロマンチックなお話である。 童話作家アンデルセン、オペラのプリマドンナ ジェニー・リンド、天才作曲家でピアニストのメンデルスゾーンの3人の出会いと別れをセンセ独自の視点から優しく見守ったラブ・ロマンス実話編。 童話作家仲間のグリム兄弟の紹介でベルリンの大富豪メンデルスゾーン家の内輪のパーティーに招待されたハンス・アンデルセンが長男フェリックスに出会ったのがそもそもの発端、その後、既に有名になっていたジェリー・リンドに惚れ込んだアンデルセンが彼女をメンデルスゾーンに紹介したことから話はアンデルセンが当初予想していた方向とは異なった方向へ行ってしまう・・・・・ それにしても、童話作家アンデルセンのジェリーに対するこのまめさは何なんだ、惚れた男のしつこさったら。 当時問題となったユダヤ人排斥問題も絡め、メンデルスゾーンの悲劇が深い影を落としてゆく・・・・・ この本は「怖い絵」にはない歴史家中野京子の怖くない恋物語であるが、相変わらず読みやすくて上手い文章が読者をひきつけて離さない。
浪漫時代の哀愁ある完美な旋律を堪能できる曲集だと思います。この時代の同類の曲集としては、ショパンのワルツ集、ノクターン集が有名かと思います。メンデルスゾーンの無言歌集はその陰に隠れた存在かもしれませんが、ロマン期特有のあの美しい旋律を求めるのであれば、ショパンのそれらにけして劣る事はないです。その曲集やボリューム面から考慮しても、無言歌集の方が圧倒しています。曲数が多いということは、曲の規模も全体的には小さめでありますが、難易度としてはショパンのワルツ、ノクターンレベルを要求するものがばかりです。部分的にはそれらを上回るものも散見します。膨大な曲数になりますが、それでも各々にサブタイトルが添付されていることからも、一つ一つの曲の完成度の高さを伺えます。もっとも、これらは本人によって付けられたものではないらしく、そう言う意味ではベートーベンのピアノソナタに近い色彩もおびています。浪漫時代の甘美な響きを体感したいのであれば、この曲集はおさえておくべきかと思います。
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