これまでの化物語シリーズでは曖昧にされていた、羽川翼と阿良々木暦の距離感を決定づけたエピソード。戦場ヶ原ひたぎと出会う少し前、この出来事があればこそ、あの「化物語」が始まったのだなあという感慨にひたることができる。 時系列はシリーズ中では傷物語の次に位置する今作ではあるが、作者お得意の小説を小説として俯瞰するキャラクターたちのメタ視点での掛け合いなどなど、読者との共犯関係を強いる作風はもう芸の域だと思う。 落語やコントにも通じる、人と人の会話の掛け合いの妙、それをたっぷりと楽しめる。 おすすめです。
絶版になっていたが、復刻。 同じ監督の作品『アンダーグラウンド』ほどの壮大な世界観はありませんが、 監督の喜劇性がいかんなく発揮されています。お気に入り映画のひとつです。
「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」第二期になって 黒ネコが更に好きになりました。 安い このポイントだけで購入したものの、期待以上に可愛いデキで、非常に高いコストパフォーマンスに満足している。 京介に似合うと言われ、白い服を着た黒ネコは とっても可愛い(^^)
ドリフがゴッドファーザーコントをやればこんな感じか? 牧歌的といえるユーゴスラビアの背景、小者のならずもの達が、 恐ろしいほどのハイ・テンションでドタバタを繰り広げます。 簡単に実弾をぶっ放し、手榴弾を投げ、人殺しあり、拷問(水責め)あり。 ドタバタ・コメディは終わってみると何も残らない場合があるのですが、 孫を思う祖父、息子を思う父、恋人達が、 金と面子オンリー組と対峙し、別に戦っているわけではないのですが、 勝利をおさめます。 気持ちを大切にする人たちが報われるので、案外ストーリー的な満足度は 高いです。小ネタで笑う場面もありました。 かなり賑やかな映画です。
とあるロマの結婚式から始まる上を下への大騒動。ちょっと喧しいけど、素朴でコミカルで楽しい映画。 この映画の特徴は音。動物から人間から楽器から・・様々な音が入り乱れ、混沌としているが、そこがまた印象的。見終わってからも彼らの歌が頭の中で鳴り響いていた。なつかしい「ストリート・オブ・ファイヤー」の曲なんかが使われていたり、私の好きな「Where do you go?」やロマの曲が使われていたり、で音楽的にも面白かった。
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