魔法のマコちゃんは人魚姫です。大人っぽいけどてかわいいです。 原作は確か辻真先さん。(浦野というペンネームです。) 小学生向けというよりは、少し年齢の高い中学生向けでしょうか?
テレビまんが懐かしのB面コレクションは 企画CD テレビまんが主題歌のあゆみ と対になるCDです。
テレビまんが主題歌のあゆみ シリーズは 発売されたレコードのA面のみを収録しているので それを補完する意味で レコードのB面のみを収録して発売されたシリーズです。
コロムビアオリジナル音源で構成されています。 (一部コロムビアカバーVerも有)
こういったシリーズがあったからこそ 他メーカーさんの企画物CDも発売するわけですね
バンダイよりプレイステーション用ソフトとして発売された魔女っ子大作戦という作品に出てくる魔女っ子たちのアニメのオープニング、エンディングテーマを集めたものです。当時わくわくしながらみていた女の子もどきどきしながらみていた男の子も両方楽しめます。ゲームのオープニングに曲をつけて堀江美都子さんが歌ったりさらに魔女っ子の当時の声優さんたちを集めて作ったメドレーは圧巻!!
人魚でありながら、人間界に来てしまったマコの恋愛・別れを見事に再現したラストに涙します!! 今更ながら、アニメである事すら忘れてしまう程の掛け合いとシリアスな演出は当時の少女の心を奪った上に、少年のハートも掴んでしまいました!! 当時、御覧になった人は懐かしを堪能して涙してください。また初めて御覧になる人は、違う意味で感動出来る事違いありません!!
※テレビシリーズ全48話までの後半(最終話)までですが、古いアニメであるこそ、既発売中の『巨人の星』のようにブルーレイ化して欲しかった商品でした。 ★1つ減点の理由としては、ブルーレイ化にならなかったためです。
40代以上には特にアニメ音楽の作曲家として記憶に刻まれている渡辺岳夫氏の人物と作品に迫る力作である。
著名な作曲家の長男として生まれながら、クラシックピアノのレッスンにはなじめず旧制武蔵高校から新設された武蔵大学経済学部に進む。ジャズドラマーとして仕事もしていたが、父の鞄持ち(アシスタント)から映画やテレビ、舞台音楽の作曲家になっていく。
クラシック系の音楽教育を受けていないことは常に本人の意識にあったようで、幼馴染で父・渡辺浦人の弟子でもあった山本直純氏との比較が出てくる(渡辺浦人自身が芸大で山本の父に師事した縁もある)。曰く、「山本は音楽に自信を持っている、生まれたときから六法全書を抱えていたようなもんだが、自分は常にこれでいいのかという疑問がある」と。逆に山本直純は感性派で、渡辺岳夫は理論派である…という記述もあって面白い。
ともあれ、やがては週3回は録音という超多忙な作曲家になるが、特に映像作品の場合ラッシュを観てから打合せして作曲という工程を考えると異常な忙しさである。その忙しさが命を縮めた一因かもしれない。
本人もそうだが周囲のこだわりも相当なもの。「アルプスの少女ハイジ」ではアニメ製作会社瑞鷹の高橋プロデューサーが1ドル360円時代にスイスでのロケハン(アニメで!)を敢行、渡辺氏も同行。それまで機械のように大量生産する作曲活動に疲れていた氏はスイスの風景に「作曲ごころを取り戻し」あの名曲を作る。ヨーデル部分とアルペンホルンを本場スイスで録音するため再渡航、というくだりも当時としては画期的。
現在のようにシンセサイザーもなく、スタジオではプロ同士の丁々発止、演出家も音楽家も熱かった。渡辺自身も当時のヒット番組「3時のあなた」の司会者の仕事もオファーされるが(ダンディーで知的なところが奥様番組によいと目をつけられた)、「自分は音楽家だから」と割の良い仕事をあっさり断る。
しかしビデオもDVDもない時代、いわゆる「劇伴(劇の伴奏音楽)」の作曲料は日本では安く、「若い時はいいがこの年ではやってられない」と対談ではこぼす部分も。テレビ局のスタッフもサラリーマン化し、「視聴率がどうの、なんて話が音楽家に伝わってくるようでは」と嘆く。晩年舞台の仕事の比重が増えたのもそのせいかもしれない。
あまりに早すぎた死であるが天性のメロディメーカーは死後20年以上経ちまだまだ評価される存在である。本人自身への取材がかなわぬ中、丁寧な仕事をしたスタッフには敬意を表したい。
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