中世の石見銀山についての詳細を知りたいという人にとっては満足いかない内容かもしれない。 それはそれとして、大航海時代のヨーロッパ諸国の大きな動きのなかで日本の中世史を捉え直そうという視点は面白かった。
ポルトガルのイエズス会宣教師が日本に辿り着き、布教を始めてから30年ほど経った頃、地球の裏側のヨーロッパではスペインによってポルトガルが征服されていた。(1580〜1640までポルトガルはスペインの属国だった!) 結果として日本ではスペインのカソリック系宣教師の発言権が強くなり、亡国のポルトガル系の宣教師たちは貿易によって生計を立て、日本で生きてゆこうとしていた、という状況認識は、僕はこの本を読むまで持っていなかった。多くのポルトガル人が日本に帰化しようとしたからこそ、スペイン語やオランダ語ではなく、ポルトガル語だけが外来日本語となってたくさん残っているのだとする指摘は、なるほどと思わされた。
江戸初期の大久保長安事件の真相追究など、疑問が残るところもあったが、喜望峰からインド、東南アジアを経て、あるいは太平洋を横断して日本にやって来る貿易商人たちのダイナミックな活躍を想像するのは楽しく、教えられることも多かった。
難解な専門書ではなく、文章は平易でサラっと読める。一次資料も多く取り上げられているが、著者が意訳してくれているので非常に読みやすい。 2〜3時間、中世海洋史と日本を取り巻くヨーロッパ諸国の動きを妄想しながら楽しむには良い本だと思う。
見やすくいいガイドブックでした。まだ出かけてはいませんが、計画が楽しいです。
リー・バン・クリーフの魅力満載。復讐のガンマンでは夕陽のガンマンを彷彿させる決闘シーンが。VHS版怒りのガンマンは廃盤になり入手出来なかったので今回の発売で見る事ができマカロニファンには嬉しい1枚です。
やっぱりコレが1番よかった。出雲大社BOOKも参考になりました。
世界遺産「石見銀山」を舞台にした切々たる愛の演歌です。永井裕子さんの抜群の歌唱力、哀感を含む声、難しい曲も易しく歌っているようで、何回聞いても飽きる」ことがありません。聞いても歌っても楽しい曲と思います。
|