実は「新参者」を観てはいないのですが、 そんな私でもすんなりと入っていけて十分に楽しめる作品です。 いやぁ〜東野さんのサスペンスってホントに練られていて面白いですね。 登場人物のキャラも雰囲気がありますし心情が伝わって来ます。 幾重にも張り巡らされた謎解き要素は芸が細かいです。 人間関係全てに於いて最後は丸く納める演出が随所にあり、 後味も非常にスッキリして「めでたしめでたし」って感じでとても丁寧な作り。 そしてキャストが超が付くほどな豪華さで皆さん存在感がすごい。 特に杉本哲太さんはいい仕事してたなぁ。「新参者」も観なきゃだね〜。
柿色を購入しました。 色味は明るい感じで渋みがなく、好みではなかったのが残念です。 カバーが日本発売されるまで、SONYのReaderに付属のスリーブカバーにいれ、読書時は裸でつかっていましたので、 カバーをつけると正直重いです、が、それはどのKindleも同じ。 一度足で踏んで液晶を割った私のようなズボラな人間には、常時カバーがあったほうが少しは安心です。 (カバーをつけていれば、足で踏んで良いということではありません)
カバーの質感は、持つと裏側のほうが特に、手が滑る印象があります。 Kindle keyboard純正のカバーも使っていますが、そちらだと手が滑りませんので少し違和感があります。 ただし、読書時は折り返して使用しますが、手があたる裏地は布張りですので手が滑ることはありません。
このカバーで一番うれしいことは、電源ボタンを押さなくて良くなったこと。 それにつきます。
うーん、広末がどうも個人的にはイメージに合わない気がします・・・。原作がよかっただけに、最後のエンディングは賛否両論でしょう。それにしても 東野サンの作品はどれも面白いですよね。
新品同様で、ケース・説明書も汚れていなくて、満足のいくものでした。
加賀恭一郎シリーズをずっと読み続けてきてよかったと改めて思った、文句なしの傑作です。
このシリーズのファンとして、前作がドラマ化された影響を感じて物足りなさを感じていたのですが、 本作を手にとってよかったと思います。
2組の親子の過去とそしてそこに複雑に絡みつく事件。 また加賀が日本橋署に異動した経緯もそこに関わっていた・・・。 それぞれの行き着く先は違えども、ただ悲しいだけでなく、愛情を支えに必死に生きてきた親子 の想いが深く心に刻まれました。
少しページ数は多めですが、そんなことは全く気にならないとても濃く深い内容で、一気読みは必至です。 本作のタイトルは響きもいいなと思いましたが、読み終えるとまさにタイトルに本作が凝縮されていると思います。 加賀ファンでまだ読んでいない方は、絶対に外せない一冊です。 あと私も「赤い指」を必ず読んでから本作を読むことをオススメします。
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