本作は私が初めて彼等の音に触れた一作である。切っ掛けはラジオで聞いた「5月最後の日」だったように記憶している。 この曲のギター・ソロの美しさに一聞惚れしたと言うことである。以来35年ほど、今でも彼等の代表盤として私の耳を楽しませてくれている。その音はイギリス系のへヴィー・サウンドとはどこか異なるものであり、Lynyrd Skynyrdのような南部感覚ともまた一線を画すイメージがしていた。 とにかくこれでもかと言うほどのギター音が押し寄せてくる音なのだが、これが非常に繊細な音作りがされていて、ブルース・バンドと違いアンサンブルの音がきめ細かいのである。勿論、その中心にいるのがギタリストのバックダーマなのだが、本作の中ジャケにデザインされている5人全員がギターを持って演奏している様などは(実際にそんな曲があるのだが)、当時としては異様な感動ものであった。 後に発表される「死神Live」や「ET-Live」と比べると大ヒット曲の「死神」が入ってないと言うハンデもあるが、演奏の充実感では圧倒的にこちらが上であると思う。またBOCと言うバンドの全容を分かり易く受け入れさせてくれる内容でもあり、入門盤としても最適だと思う。 今も現役で活躍する元祖ヘヴィ・メタ・バンドであるが、基本的には、音的にそんな狭い範囲にこだわりを持っていないバンドでもある。拘りは唯一カルト教的な言葉になるかもしれないが、これはStonesの不良少年イメージと同じようなものであろう。 後はこの芝居じみたところが好きになれるかどうかの分かれめであるが、ロックの音としての彼らは常に一流を維持している。 でも、長い間リマスターを施されていない作品でもあるようだ。後の期待はそれぐらいかな? このLive、簡単に我々に取り付いて離れないところが恐ろしい。
無印(全2巻)から始まって、DS編(全2巻)を経て、いよいよこのHigh!の2巻でシリーズ終了です。 もえよん連載時からずっと追っかけてきたので、なんだか感慨深いです。
最終巻という事で、今までのように強引なまでのギャグで落とす部分もあれば、それぞれの未来を予感させるような、切ないような甘酸っぱい青春を感じさせる部分もあり、笑いを詰め込む中にもOYSTER先生らしいラストだったと思います。
この最終巻では、修学旅行や文化祭等のイベントを済ませながら、今まで登場したキャラの“これから”を強く意識させる内容もあります。 主要キャラそれぞれの進路、月彦は借金を返済しますし、ブッピンも意外な活躍を見せます。 特にこの巻では月彦の助手的な存在で、今まで特にクローズアップされなかったウナというキャラが大きく扱われます。 DS編から登場の彼女に興味を持っていた人には、嬉しい展開だと思われます。
先にも述べましたが、いつもの力技で笑わせるだけでなく、いつか来る高校時代の終わりと始まりを感じさせ、読み進めていくたびに笑いだけではなく、少しずつ感傷的になります。 私の男爵校長シリーズに対する思い入れが、強いせいかも知れませんが。 ラストシーンでは何とも言えない感動を覚えました。
これで男爵校長シリーズは終わりますが、OYSTER先生にはもっとギャグ色の強い『光の大社員』の連載がありますので、そちらも応援したいところです。
OYSTER先生、お疲れさまでした!!
2002年6月21日シカゴでのライブを収録・・・BOCのオフィシャル映像はほとんど無いので、非常にありがたいDVDです。それにしてもこの値段でこの内容・・・素晴らしいですよ!!オヤジ化したルックスはしょうがないですが、安定した演奏は流石の一言・・・特にも、ドナルド”バックダーマ”ローザーのギターワークが最高です。実際目の当たりにすると、その凄さがよくわかります・・・まさに玄人好みのギタリスト!!ただの不良オヤジ(笑):エリックブルームはまさにBOCの顔・・・なんと存在感のある事か!!アランレニアーの器用貧乏なギター&キーボードは、このバンドの重要なアクセント・・・トリプルギターは、ライブでは欠かせないこのバンドの特徴ですから。とにかくいい曲が並びますが、「ゴジラ」「死神」の2連発でこのDVD元が取れます(笑)・・・「臨時ニュースを申し上げます」はもはや日本語には聴こえません(笑)。個人的にはなんと言っても、大好きな「ETI」の演奏を観る事が出来て嬉しかったですね・・・この曲のフレーズは、いつ聴いてもカッコいい!!8曲目「バックスブギー」での、バックダーマは惚れ惚れします・・・インストチューンで、バリバリ弾きまくります。アンコール2曲は、BOCのまさに真骨頂のカッコよさ・・・70年代のライブを観たくなりますね。因みにドラムはあの(笑)ボブロンディネリ、ベースはダニーミランダです。70年代を愛するロックファンは、必見・・・買って損なし!!!!
会社の室内履き用に購入しました。今の時期まだ足先が冷たいですが、履き心地は良いです。 足音もしないので大満足です。
オタクな趣味をお持ちであれば一度は妄想するであろう(笑)「もし買ってきたフィギュアが動いたら」というお題のマンガです。 2巻が待ち遠しいw
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