特に絵がかわいいとかきれいとかでもなく、人間の体がいくつも書いてあったりなど、子供にはなじまないのでは?と思っていましたが、3人の娘が皆何度も「読んで。」ともって来た絵本でした。内容は食べ物についての現実、偏食の怖さなどで、一般的な絵本のお話とはずいぶんちがうのですが、子供にとっては興味があるようです。時には現実の絵本もいいと実感しました。
作者の一般的な知名度や単行本化のせいでどうも松本零士版が知られているエスパーですが、あさの版がオリジナル、東芝のお店に置かれていたエスパー人形もあさのさんのデザインです。 昭和40年代前半頃の理科系学習漫画といえばこの人を措いて無い、という、画力・センスともに抜きん出た漫画家なのですが、単行本化に恵まれず、1980年頃出た「発明ソン太」以来25年ぶりくらいの単行本だと思います。非常に貴重で史料性も高く、かつ作品としての出来も良いので、ちょっと高いですが購入の価値ありです。ファンのつもりでしたが、この本を読んで初めてお亡くなりになっていたことを知りました。これではファン失格ですが、この本を大事にしていきたいです。
独立して家を出る前だった叔父は主題歌に出て来るフレーズの「KOパンチ」ってのはノックアウトの略なんだぞー、と説明しながら一緒に見てくれてました。学校どころか保育園にも上がる前だった私は何の事かさっぱりわかりませんでしたが。それとあの悪者のギロン星人てヤツをお湯に入れたらいいダシが出そうな気がして仕方なかったなぁ。何となく今でもボールペンを見るとラスター号の事を思い出しますね(形、似てないですか?)。
|