子供向けの関連書籍ではあるものの、実は貴重な情報が驚くほど掲載されているムック本。見た目に惑わされず、1度手に取ればその理由がわかるはず。
漢字表記にはルビが振られていて、ターゲットは確実に子供向け。しかし、この本が普通の子供向けキャラクター映画ビジュアルブックと異なるのは、撮影の裏側まで伝えている点。俳優・キャストのコメントなんて子供向け本ではなかなか見掛けないと思う。
また、「シスの復讐」のみならず、スター・ウォーズ旧三部作についても言及されていることも、新三部作を見て育ったであろう世代にとって非常に親切。この本がきっかけで旧三部作にも関心を持ってくれたらいいなぁ・・・
さらに随所にはさまれるコラムでは、アナキンの額のキズに関する考察など、かなりマニアックなネタまで載っている(「ケガの理由?バスタブにでもぶつけたんじゃない?」とか言うルーカスのてきとうコメントまでカバー!)。
子供向けにこそ、手を抜かずにやれ!という意識が伝わってくる。子供の目はかなり鋭いですから・・・将来のスター・ウォーズファン予備軍を養成できる一冊。
スターウォーズにどっぷりハマっていて、 でも平仮名の文章は覚えようとしない4歳の息子のために購入。
息子は喜んでいるし、試みも面白いと思います。 しかしながら読み上げる方の札に振り仮名がないので 息子は取ることしかできず、ちょっと残念。
よくよく考えたら、多分4歳の子がスターウォーズの玩具で遊ぶことは 想定されていないのかもですね。
スター・ウォーズ エピソード2を読む、となればノベライズを読む ことになりますが、この本は、ノベライズの要約という感じ。 つまり、詳しいあらすじといった感じで物語がまとめられていて、 大きな文字でふりがなもついています。 そして、さし絵のように映画の写真がたっぷり載っています。 絵本感覚でさらりと読めて、写真も見られるということで、 子供向けながら侮れない内容です。 ざっと話を追いながら、映画のシーンを見て、映画への期待を膨らませる のもよし、観たあとに思い起こすもよし、といった感じ。 パンフレット感覚で読めます。
トランプとは違い、絵柄にデザインとしてスターウォーズキャラクターたちが描き込まれているので、非常におもしろい商品ではあるんですが、その絵柄センスがちょっとイマイチかな。花札には絵柄に意味があるので、もうちょっと馴染んでくれるようなデザインにしてくれたら良かったと思います。
EP1のヨーダがCGで描き直されたり、色味の調整が入ってたりと、数々の修正が入ってる中で一番嬉しかったのは、戸田奈津子のひどい字幕がかなり直されていることです。 オープニングの前説はほとんど書きなおされて、「バトルシップ艦隊」は消滅、「ローカルの星人」も「ボランティア兵」も居なくなりました。いくつかおかしい訳は残ってますが及第点を与えられる出来だと思います。
|