1980年代、コミックの世界にSFと美少女と不条理を持ち込んだ吾妻ひでお。直接、間接ともに、現在のアニメ、コミック会に絶大な影響を与えた作家である。(その割にマイナーだけど、そこが、ビック・マイナーたる所以か) ここのところ、発表される作品数もわずかで、ご無沙汰していたが、その理由が明らかになった。 ギャグ作家の宿命か、この10年ほどは精神的にも非常にキツイ状態になっていたようである。自殺未遂、2度の失踪 ホームレス生活、アルコール依存症による強制入院。壮絶である。 が、この、失踪日記を見て、これらを乗り越え、天才が完全復活したと確信した。上記の、非常にキツイ状況を、実に客観的なクールな視点で描き、しかも“笑える”作品に昇華しているのが凄い。 巻末の対談で、とりみき が書いているように、作画においても、最盛期のレベルを取り戻していると思う。 # でも、一番凄いのは、アシスタントも努める、吾妻氏の奥様かもしれない。 本書では、アルコール依存症での入院生活の前半部で終わっている。早く続きを読みたい!
吾妻ひでおさんのファンなのでこの作品も当時見ていましたが、 アニメとしてはレベルが低いです。 買う前から分かっていたので悩んだのですが、 たぶん、この機会を逃すと二度と見られないと思い購入しました。
おすすめはしませんが安いのでコレクション用に。
趣旨はとてもいい。コミックソングではなく、芸人さんの「マジ歌」を中心に集めてみたというのは画期的だし、類を見ないもの。ただ単に「面白い歌」を意味もなくかき集めただけの「お笑いソングブック ナンセンス歌謡の日々」なんてアルバムの10倍、いや100倍価値がある。それに、監修・解説・選曲は土龍団のお歴々だからハズレはない。
でもね・・・裏に大きく「18(関敬六「浅草の女」)以外は全て初CD化」って書いてあるけど、それは間違い。21曲目・林家木久蔵師匠の「酔姫エレジー」は1996年発売の「山本正之作品大全集」に収録済みなんだ。しかもこっちは、B面の「歌奈里亜」も入ってるんだな(なぜなら読んで字の如くどちらの曲も山本正之先生の作詞・作曲だから)。 そういうことで、とってもいいCDだけど致命的なミスがあるので星を4つにしました。ただ、帯にもあるように、こういう良質のCDを多くの人が購入すると続編が出る確率が非常に高くなる。「山本正之作品大全集」は現在入手不能なだけに、このCDを買ってみんなで楽しんで欲しいと思います。
の前身の早稲田高等師範体育学科卒業か中退。寺山修司の先輩か。初めて知った。でも早稲田の空手部は強くない。極真ではないんでは?川口事件の後始末に毎日文学部にデモで来る反革マル派分子を暗がりに連れ込み袋叩きにしたが空手部のバッジをつけたのは弱い。ヌンチャクでボコボコにしてやった。大山ますたつによれば力道山と柔道の木村政彦のガチンコ試合でなんで木村が負けたのか納得がいかないそうだ。「負けるわけがない」と。この試合を屈折作家の「プロレスの味方」が高校生の時観戦してる。力道山が勝って当然という感想。しかし武道家の大山が「木村が負けるはずがない」というんだから。力道山はほんとに強いのか疑問。ディック・ハットンとかカール・ゴッチ(クラウザーといってた)には歯が立たなかった。ロニー・エチソンのパンチ(ボクサーでは?軽いパンチだが)でダウン。怒ってビール瓶で殴ったがまたパンチでダウン。ディック・ハットン(ジーンズはいてた)はリキを軽々とバック・ブリーカーに担ぎ上げたらあっけなくギブ・アップ。サニー・マイヤーズのキーロックで空手の利き腕が白くなるほど締め上げられ負けるかと。空手は相撲の張り手。相手がテクニシャンだといつも苦戦してた。ブラッシーは小柄な割りにタフで空手が全然効かなかった。木村政彦は高校だか中学の柔道部で日本共産党議長=宮本顕治と一緒。宮顕も柔道少年。これ知らない人が多い。
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