前作から12年後に公開された新作。しかしながら内容、キャスト、シナリオともに薄く、1~2の傑作に恥じる作品でした。スカイネットの結論エンディングが手を抜き過ぎます。ラストのジョンコナーが情けなくて飽きれてしまいます。執拗にどこまでも追いかけて来る敵ターミネーターの最期も呆気ないものでした。結局核も発射され、疑問の残るエンディングとなった為、次回作も考えているのでしょうか。やはり1~2が歴史に残る傑作映画であったため続編にも力を入れてほしかった所です。正直、家族で見るなどすれば単なるB級SFコメディアクションに思えるかもしれません。ただ単にド迫力映像を観て興奮したい人向けです。
注;これはあくまでもターミネーターマニアである私の評価ですので、それを念頭に読んでください。英語の教材にタ、ターミネーターがあ!最初見たときは嬉しさのあまりに涙が出そうになりました。ただ内容をみて思ったことですが、ターミネーターマニアでないと間違いなく買って損でしょうね。英語の教材としてはあまり良くないし、勉強しようと思って買う本じゃないです。ターミネーターが好きって程度でも・・・・・・やっぱり微妙な印象を受けると思う。ただ私のようなターミネーターマニア(私はターミネーターはシリーズ全部とサラコナークロニクルズもみて、関連グッズ・フィギュアはほぼ網羅しているくらいファン)には唸るような内容ですね!ですからあまり期待せずに、相当なマニアの方だけ買いましょう!
この小説は、ほぼ映画と同じ展開で物語が進行します。しかし映画と同じシーンでも各登場人物が心で思っている心理的な部分など文字ならではの描写が小説の良い点でしょうか。映画で早い展開の場面も感情移入がしやすいと私は思います。ターミネーターが各プログラムによって行動してる点は機械であり全ての機種が万能で無い事も分かります。しかし各設定は映画以上には掘り下げられては無いのでその部分は期待しない方が良いです。
細かい描写は映画と異なる表現もありますが補足的に感じる部分もあります。 例えばジョンの妻ケイトがラジオ放送の大切さをジョンに話す場面や他の抵抗軍の皆にジョンの声を届ける事によって機械との戦いを生き抜く励みにして欲しい旨は映画より理解しやすかったです。マーカスに対するジョンの疑問、マーカスと抵抗軍パイロットのブレアの心の葛藤も良く分かります。
決定的に異なるのがラストの部分で映画版と比較すると少し前のあたりで小説版は終了しています。(カイルと一緒に行動を共にして来た女の子)スターがヘリ内で発言する小説版独自の場面も私は好きですね。個人的には、この時点で映画版も話をまとめても良かったように感じます。小説は映画公開前には出版なのでラストのネタばれを考慮して避けたのでしょうか?ちなみに小説版ターミネーター3は文庫なのにラストは袋閉じ仕様で驚きでした。
映画の方は各ターミネーターの形状や動き他、炎や爆発シーンなど映像の方が遥かに視覚的すごさを感じられる点もあります。映像からでは分からない心の動きを小説版では補足できていると私は感じました。
まず、1.2はまったく超えてません。間違えなくシリーズで一番つまんないです。ただ、他と映画と比べてつまんないかといわれればそんなことはないと思います。T-XがT-1000より弱く見えたり、ストーリーの矛盾がありすぎたり(ジョン・コナーの年齢等)、リンダ・ハミルトン、エドワード・ファーロングが出演していない等々不満点を挙げればキリがないですが、シリーズ最大の矛盾、「未来が変わったのにジョンは存在するの?」を解決しているわけだしアクション映画としてみれば普通に楽しめます。ただ余りに期待が大きすぎたため、その期待とのギャップが大きすぎましたが・・・
非常に良く出来たゲームだと思います。色々な武器を使用し攻略していく、操作性も悪くありません。しかし問題だったのが3D酔い、私だけかも知れませんが今まで3D酔いはあまり無かったのにこの作品だけはかなり目がまわりました。そのためちょっとプレイしては休憩という繰り返し、3D酔いしやすい方にはおすすめ出来ません。星3つの評価ですがゲーム内容は非常に面白いです。
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