グッチ内部での権力争いやライバルブランドとの戦いなどをドラマティックに描いた傑作。
マウリッツォの死から始まる本書は大きく分けて三つのパートに分けられる
・グッチ創世記(グッチオ〜アルド)
グッチが生まれてからアメリカにビジネスを拡大するまで。
アルドという商売の天才によって拡大していくグッチのビジネスと
後継者争い。
・グッチ低迷期(マウリッツォ)
アルドを継いだ甥のマウリッツォの公私を交えたエピソードと、グッチの本格的な没落。
家族の醜い争いや投資銀行との駆け引きなど本書中もっともドロドロした部分。
暴走したマウリッツォは側近の男の裏切りによりその地位を追われる。
・グッチ復活(デ・ソーレ)
投資銀行と組んでマウリッツォを追放したデ・ソーレが衰退しきったグッチを復活させる。
この章でトム・フォードも登場。デ・ソーレ〜トムの名コンビの活躍と、最大のライバルで あるアルノー率いるLVMHとの買収合戦。
特に二番目と三番目は金融や経営を勉強している人間にとっても読み応えある内容。
パートナーと組み、巧みに発行株式を操作し、訴訟に継ぐ訴訟・・・
ノンフィクションなので、この後LVMHとの関係は、そしてデ・ソーレとトムフォードはどうなったのかは周知の通りだが、それでも読み手を壮絶なブランドとM&Aの世界に引きずり込む。
またLVMHの本も何冊か出ているので、反対側からの視点で参考にしてみても面白い(アルノーとデ・ソーレ、どちらもお互いのことをボロクソ言っている)
匂いもとてもよくて、 安いしお得です。 またなくなり次第購入したいです。
経済評論家の森永卓郎の帯がついていて面白そうだったのと表紙の色が綺麗だったので買ってみました。
経済の本やマーケティングの本も読みますが、論文をそのまま本にしたような難しい文章のものや、基礎がわかっている前提で書かれているような内容のものが多く、ページをめくる手が止まってしまう事がよくあります。
でもこの本は難しい「マーケティング」のことをわかりやすい文章で書いてくれているので、数時間あれば読めてしまえると思います。
内容も一度は聞いた事があるブランドバッグのコーチ、スタバ、iPod、ikeaなどで、どれも知っているけど、よく考えたらどうして売れているのか理由がわからないものばかりを取り上げています。
各商品の解説がMISSIONとしてまとめられているのも面白いし、「売れる理由」を解説すると同時にMISSIONのまとめもあるので、マーケティングのことを知りたいけど、どこの誰に聞いていいかわからないとか、何から勉強したら良いかわからないという人には本当にためになると思います。
(余談ですが、この著者自身がマーケティングの勉強で実際に行き当たった経験からこの本を書いたそうです。)
それから、広報とマーケティングを私はずっと一緒のものだと思っていましたが、違うのだということも書かれていて、ただ読むだけでも自分の中の知識の引き出しが増えて、とても満足する1冊でした。
テレビ通販版のはじめの基本プログラムは最初にやるにしてはとてもきつい内容です。 その点ブートキャンプエリートのはじめのプログラムであるこのDVDは約40分と時間が丁度良くて内容もバンドの使い方、キック、パンチなどの基本動作を学ぶのに最適!
もちろん汗びっしょりかくし、やり終わった後の充実感も気持ちいいものがあります。
ブートキャンプを始めるならこのDVDから始めるのがいいのではないかと私は思います。
セル完全体、悪役なのにめちゃかっこよく、いいできです。 こんなにいいできのセルは他にないんじゃないでしょうか。 欲をいえば、黒い部分がもっとテカっててほしかったです。 実物は画像でみるほどテカってないです。。
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