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京都在住の40歳以上の方であればとても懐かしいと思います。
 
 
   
◎全区間の往復映像収録なので、内容は充分。◎すれ違う電車も、広告車ばかりなので、たぶん退屈はしません。
 ◎軌道工事の箇所もあります。なかなか見られない光景w
 ◎映像もキレイで、人や車へのモザイク修正もなく、ストレスなく見られます。
 ◎車内放送も、広告まできちんと入っているので、個人的には楽しかったです。
 
 ○パッケージの車両が収録車両のようです(ツリカケ車)
 
 △運転士の操作の様子も見れて新鮮ですが、これは表示を切り替え方式、もしくは位置を工夫して欲しかったかも・・・
 △せっかく多区間収録なのだから、他の形式でも撮影して欲しかった。VVVFなり、低床車なり・・・
 △撮影は12月のようでしたので、たとえば復路は雪の日とかあれば、もっと良かったかな?
 
 △ラストに、究極?!台車付近の映像も収録(車庫付近で)普段絶対見られない景色なので、新鮮!ですが、ちょっと怖いです(笑)
 
 △走行シーンは少なめ
 
 ◎路面電車DVDは初めて見ましたが、すごく楽しめました。
 
 
   
雪ミク電車の立体物なんて,早々お目にかかれるものでもない!これは買わなきゃ後悔するわ!
 ...って,ノリで購入しました。
 
 しかし,いざ手にしてみると,残念ながら期待外れの出来でした。
 
 まず電車についてですが,元から電車にラッピングがしてあるの
 は良しとしても,その印刷制度がしっかりしていない。
 もちろん,スケールを考えれば,これが限度なのでしょうが。
 もう少し雪ミクの姿がはっきり印刷されていても良かったのでは
 ないかと思います。
 それに,小さな透明パーツがあって気をつけないと紛失必至です。
 
 ミクと言えば,女性の方々に絶大な人気を誇っているのだから,
 模型に不慣れな方だって,お買いになられる訳でしょう?
 それなのに,このパーツの細かさはどうにかならんかったのかしら?
 まあ,パーツ数が少ないのが救える所ではありますが...
 でも,電車を飾るレール(台座)ぐらいは付属させましょうよ〜。
 
 そして,おまけ?の札幌時計台。
 これって,あの問題児的キットではないですか!
 もう前々から,プラ製の窓と時計盤を付属させろとの批判がある
 のに,今回もやっぱりそれらは紙製ですか....。
 それも説明書の横にちらりと印刷されているだけです。
 定価がそれなりなんだから,そこら辺は頑張れよ〜!
 はっきり言って,時計台だけで萎えました。
 透明プラ版と緑のパウダー必須とは....。
 
 あと,もう一点。
 箱があまりにもチープ過ぎます。
 個人的主観を含んだ感想ですが,もう少し雪ミクしてても良かった
 んじゃあないでしょうか?
 雪ミク電車の写真なんかの方がぐっと映えるのに....。
 
 喜んで購入したものの,ユーザー置いてけぼり感漂う一品でした。
 
 
   
先年鬼籍に入られた品川文男氏の『回想のアルバム 京都市電』(平成11年1月)をもとに再編集した写真集でした。モノクロですし、回想文も少なく、全編市電を中心とした写真で構成されています。
 冒頭の四条通りに面したビルの屋上から俯瞰して撮影したメーデー(昭和33年5月)の写真に見入りました。市電も写し込まれていますが、高い建物の少ない京都の瓦屋根の町家に時代性を感じます。
 同様に懐かしの北野線の電車や市井の人々の着物姿に昭和36年当時の京都の情景が浮かび上がってきます。
 四条通りを走るトロリーバスも同様ですが、背景の阪急電車大宮駅ビルは今と同様なのが不思議です。19ページの昭和45年3月の伏見稲荷線廃止時の花電車の写真は貴重でしょう。
 七条大宮の背景の高架陸橋や新幹線、東寺など、市電と往来のクラシックな車がなければ今と同じです。祇園石段下と市電の写真など、京都の街に相応しい乗り物だと改めて実感しています。九条大宮付近の東寺の五重塔とのツーショットでも同様の感を受けました。
 
 丸物も前の京都駅も今はありません。四条通りの市電と路面で交差する京阪電車とのツーショットも貴重でしょう。背景の菊水ビルや南座は今も健在ですから、その違いが感じられました。
 人々の服装や車の変遷、街並みの変化など、市電以外の要素も楽しめる写真集です。電車が好きな方は勿論、今と昔の京都の姿の比較人々の服装の変遷を懐かしむのにも良い内容だと評価しています。
 
 巻末に、市電廃止記念一日乗車券(昭和53年9月30日)が掲載してあり、昭和36年3月31日の路線図、同じく昭和36年4月の系統表、市電のあゆみなど、資料価値も高い本です。
 
 
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