土曜日は一目散に家へ帰り、テレビから「フンワカ、フンワカ・・・」の吉本新喜劇オープニングのテーマを聞いて、ようやく一息つけた、そんな小学生時代を過ごした御同輩は一読あれ。 関が原を東に越えると、誰も岡八郎の名前を知らなくて愕然としたあなた、一読あれ。 「エゲツナー、クッサーの岡八郎やで。ほんまに知らんかア」と念押しても、「しんないよ」と冷たくあしらわれたあなた、一読あれ。 ジャムセッションのスリリングなアドリブに、にやりとする御仁なら尚のこと。 装丁よし、フォトよし、巻末付録はご機嫌。にも関わらず、 かつて吉本は喜劇のモダンジャズやった。俺はそうおもったな。
吉本新喜劇が好きで、お笑いが好きな母へのプレゼントにしました。大阪と違って中々吉本は見られないので喜ばれました。
他の方のレビューでは、画像が悪かったとありますが 私はそんなに気になりませんでした。 元々、あまり上等の機器を使ってなくて 低画質に慣れているせいかな。 その昔、土曜日の午後は吉本新喜劇が定番でした。 オチが読めそうなんですけど、 1本の話を細切れにしても、ギャグやらボケやらで楽しめます。 何も考えずに安心して笑えます。 ただ、岡八さん以外にも見たかった人がいて その人が出ていなかったので、星4つで。
船・場太郎さんや山田スミ子さんマドンナ当時滅茶苦茶綺麗だった中山みぽりんとの絡みが見たかったなぁ…ビールの栓奥目で開けようとするギャグ見たかったなぁ…ちょっと消化不良かな…(>_<)
あの吉本新喜劇の王様岡八郎氏と娘さんの、アルコールを原因におきた壮絶な家庭と人生が正直に描かれている。
往年の喜劇王、奥目の八ちゃんで小学生のころ大笑いしていた自分には、当時のその裏面を知って衝撃であった。 またアルコール依存症に片足を突っ込んでいる(かも?)現在の自分には、とても貴重な真実の告白として身に堪えた。
アルコール依存症による悲劇をなくすために、よくもここまでさらけ出してくれたものとお二人の立派さに驚き、感謝している。ともすれば陰惨になりがちな母の自殺、弟のアルコールが原因の死、なかなか克服できない八郎氏のアルコール依存症等、そして憎しみ、家庭崩壊、さらにそこからの復活、と、生々しくも貴重な告白の本であると思う。本書には関係ないけど後日、この本でお名前を知っていたので、偶然市岡裕子氏のミニコンサートに行けた。
書いてくださった故岡八朗氏、市岡裕子さん、購入させていただいたほうが言うのも変だが、記してくださってどうもありがとう!
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