大作です。
上下巻1,000ページ超え。 地図や語句説明も巻末についており、この、読者への丁寧な配慮には感謝しました。
・・・・が、
これは壮大な黒いアテナというバナールの連作の2に当たるのですが、 まとまりが無い。
なんとなく手にとった人間としては、縦横無尽に飛ぶ話に困惑してしまいますし、 専門家には専門書としては物足りないのかな?
古代エジプト史はまるで門外漢な自分としては、章末の結論をしっかりと読み、章の冒頭に戻る。 語句説明と地図を眺めて内容をざっくり把握する。で本文に挑みました。
しかし、は〜疲れた。
ただ、この本は侮れないもので、商の滅亡にテラ島噴火が関わったとか、さらっと興味深い説が目白押しでした。 神話好きとしては上巻のエジプト神話とギリシャ神話の互換性については白眉でした。
何度投げ出そうかと思ったかしれませんが、何とか下巻まで読みました。途中、集中力は途絶えまくりでしたが(笑)
あと、翻訳者のまとめが秀逸でした。あっこの本、そういう事だったのと、改めて理解するという。自分に素養の無い分野の 大作って手に余りますね。自分のアホ具合に泣きました。
ゲームの内容は正直それほどではないですが、当時としては歌付きカセットが付いていたりと、最近ではよくある商品販売戦略の元祖ともいうべきゲームだったのかなと。ビキニアーマの元祖でもあるのかもしれません。
日本版になると、日本で放送されたドラマに流れてた曲が全く知らない曲に変わってることがある。 少女時代のテヨンが唄う愛してるもしっかりある。 Amazonの商品紹介ではDVDは3曲になっているが、実物はミスでBoAのも書いてある。 でもBoAのはなく3曲になっています
腕があって、やりがいある事件を任されたいがなかなかこない。 そんなくすぶってた主人公がだんだん闇に踏み入れ始める。
チョン・ウソンさんは優しいラブストーリも似合う。しかし、個人的にはDAISYみたいにアクションが似合う。 アクションする時の目がまさに一匹狼になる。 殺し屋やスパイの役に似合う。 映画DAISYの殺し屋の任務に全うする目のようなではなく、楽しみで肉に食らいつくと言った感じ。
男が見て男に惚れるっていいなぁ〜
昨年「アテナ」をリアルタイムでSBSサイトで見ていた際、ストーリーや作り手の考え・意図に対して疑問に思っていたことが、このガイドブックを読んで解決!納得しました。 監督やプロデューサーヘのインタビューが読み物としても最高!ドラマのガイドにもかかわらず、この作品の長所・短所を率直に述べてる点が驚きでした。 もちろん、大好きなウソンさんやチャ・スンウォン氏はじめ他のキャストの方々の記事やメーキングの記事も充実しており、フォトも美しく、GOOD!です。 ともかく、ドラマ「アテナ」を作り上げた人々の真摯で熱い思いを、読み感じることができる1冊です。
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