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ヌーベル・バーグの隆盛に際し、黒いブラジルを革新的に描いた傑作!
 なんてことは全く知らずに観た「黒いオルフェ」・・・。
 
 上品で誠実な悲恋になんだかとてもやられました。
 
 そんな映画撮影地を関係者が振り返り、当時と今を描き出す試みのドキュメント。
 
 期待しすぎの反面、がっかりするかと恐れていましたが、とても良い映画でした。
 
 民衆のヒーロー「オルフェ」はいつの時代にも現れるというコメントに対比されたセウ・ジョルジ・・・。
 
 改めてますます好きになりました。
 
 
   
曲目D1.ヘファヴェーラ
 D2.イレ・アイエ
 D3.ここ、そして今
 D4.サウダージが導く方角で
 D5.ババー・アラパラー
 D6.サンドラ
 D7.ジェット機のサンバ
 D8.新しい時代
 D9.バラフォン
 D10.ガンジーの宴
 ボーナス・トラック D11.黄色いキツツキ村 D12.カモメ
 
 D.バーンのコンピ「ベレーザ・トロピカル」でも、ジルベルト・ジルの曲はまた格別だった。
 そう感じるまで、それはそれは長い年月がかかったが、その曲の味わいは聴けば聴くほど豊穣さを増すのだった。
 そして、今年でたイヴェッチとカエターノとの共演ライブでの、ジルベルト・ジルの曲の楽しさと言ったら極上もので、正に脱帽再発見再認識でありました。
 
 カエターノのようなメロディー・メイカーではない、でも曲のアレンジごと又はリズムごと聴かせ、時にサビはキャッチーに決め、時にリフレインしてバイブレーションを醸し出す独特の手法を持つ。
 そして一度パーカッシブにボーカルが跳ねだすと・・・、ジルベルト・ジルは祝祭のグルーブの祭司となり聴く者の何かを開放するのだ・・、その快感!
 
 そして、オリジナル・アルバムのリマスター&リイシューである。実に嬉しい。
 この77年の「ヘファベーラ」、D2が最高!もうこれぞジルベルト・ジルだ。(自作ではないけれど)
 アフロ的、バイーア的な色彩が濃い作品だが、充分ポップさも持ち合わせているので安心して、その世界に入って欲しい。
 一転、サウダージなD3も絶品。
 レゲエを取り入れたD4も、”meu bem neu bem"というサビがキャッチーで耳に残る曲。
 他に、様々なパーカッションが使われるD9、ラストD10は色彩豊かなリズムがひたすら美しい!
 
 解説、歌詞、訳詩付、ボートラはポップなシングル曲AB面。
 
 
   
雑誌のタイトルを「C」から「℃」にした編集部の遊び心
 ・℃-uteのロングインタビュー9ページ
 メンバーは現状認識がしっかりできているのが印象的。
 矢島のリーダー像、体重の話、舞美と千聖のケンカetc..
 
 ・℃-uteの振り付けを担当したYOKO(山城陽子)2ページ
 YOKOさんはモーニング娘。の「まじでスカスカ」「気まぐれプリンセス」、スマイレージのチョットマテクダサイも担当しています。
 ダンスの面から℃-uteを語ってくれます。
 
 ・スマイレージ和田彩花インタビュー4ページ
 内容が思ったより濃いです。真面目な和田彩花がメンバーの事、グループの事を赤裸々に話しています。コンサートでケガをした時の田村芽実の言葉に感動。
 
 
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