1994年リリース。歌っているアンネ・ゾフィー・フォン・オッターは、ご存知のように当代随一のメゾ・ソプラノで、バッハからマーラー、そしてオペラまで多くの作品に参加している。特にマーラーは独壇場という感じで、ピエール・ブーレーズの演奏するマーラーには『常に』起用されている。
一方で、エルビス・コステロとアルバムを作ったり、現代ジャズ界で屈指の実力を持つブラッド・メルドー(こんな言葉では言い表し尽くせないが・・・)書き下ろしの歌曲をメルドーのピアノで歌ったり、と実に幅広く『良い作品』を創っている。現代のクラシック界で彼女はその活躍は幅広さでは一番だろう。
そんな彼女がアルヒーフから出したこのアルバムはヘンデルのCantatas & Ariasを歌っている作品だ。このあたりも彼女らしい主張を感じる。つまり、『バッハのカンタータは聴いているでしょう。ではヘンデルのカンタータは?』と彼女は聴くものに問いかけているのだと思う。かくいうぼくもカール・リヒターやバッハ・コレギウム・ジャパンの鈴木雅明のバッハのカンタータは全て持っていて聴いているが、ヘンデルのアルバムはこの作品が最初だった。彼女の主張はもっともだと思った。
癒しに満ちた演奏である。こういう主張に満ちた利発さが多くのミュージシャンを惹きつけるのだな、と思った。
女性なら誰もが望む永遠に美しくありたい、その願いが本当に叶ってしまうお話です。 メリルストリープとゴールディホーンの2大女優の戦いは凄いです それに女の嫉妬を上手く描いていると思います。
旦那と一緒に見ていたのですが 旦那には「何でこんなことで恨むのかわからない」と言っていました 女性目線で描いているので男性には少しわかりずらいかもしれませんが 私が女だからかもしれませんが最高におもしろい映画でした。
映画を見終わってゴールディホーンを調べたのですが 永遠に美しくを撮影中は47歳なんですね 20代だと思っていましたので驚きました、信じられないくらい綺麗でした。
私は買って大満足だったのですが、男性には少しわかりにくい話かもしれませんので ☆は4つです。
大好きなメリルストリープさんの作品で 美について深ーく考えちゃう作品です。 お勧めですよ!!
かつてブロードウェイで人気女優じゃったマデリーンも、今じゃすっかり人気もガタ落ち、かつての名声にしがみつくだけになっていた。そんな彼女の元へ、学生時代からの親友?で女流作家のヘレンが婚約者の有名な美容整形外科医・アーネストと連れ立って訪ねて来る。マデリーンはアーネストをお色気作戦で横取りし、数カ月後、まっまとアーネストと結婚してしまう。婚約者を親友に取られたヘレンの復讐が始まる。・・・ 美に執着した女性2人の戦いが実に壮絶。しまいには、体がものすごいことになってしまうところが見所か。コメディとして期待していたが、ちょっと期待はずれ。これはこれで映像を楽しむものかもしれない。うーん、ちょっと不満。
女性の美と若さへの執着が生み出すどたばたを扱った秀逸なブラック・コメディ。いつまでも若くありたいと思うのは男女を問わないから、男性もこのコメディを笑っているばかりではいけない。
ロバート・ゼメキス監督のコメディ作りの上手さと92年当時のVFXの水準の高さに驚く映画だが、何と言っても主演女優M.ストリープとG.ホーンの共演が楽しい。M.ストリープはこの頃からコメディーもこなすようになって一皮むけたと思う。
そして、G.ホーン。70〜90年代の米国映画の最高のコメディエンヌだ。ファニー・フェイスで目がくりくりして大好きな女優。本作でも芸達者ぶりを披露している。しかし、最近彼女のニュースを聞かない。M.ストリープの方は女優として今も大活躍しているだけに、G.ホーンももう一花咲してもらいたい。
また、本作は2人の女性に挟まれておろおろするが、最後には重大な決断をし、永遠に長らえるとはどういうことかを示すブルース・ウィリスが得点をかせぐ映画でもある。本作も彼の代表作に挙げていいだろう。
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