本書は一般には全く知られていないと言う印象である。
残念だ。
この小説は、大いなる力を秘めたチェスセット「モングラン・サーヴィス」
にまつわる物語。そう書いても全くピンと来ないだろう。
時代を縦横に行き来し語られる壮大なストーリーである。そう書いても
イメージは大して湧かないだろう。本書は全く売りを出しにくい・・・。
だがその面白さは傑出している。誰でも知っている有名人からコアな有名人、
そしてフリーメーソンなど実在の団体や史実を織り交ぜながらどんどん
展開していくストーリー。
そして謎は数学の分野にまで手を広げる。ファンタジーの領域から
はみ出しているとすら感じる。
命がけで戦うヒロイン達の物語でもある。日常に退屈し、ロマンを感じたい女性!
必読です!!本書を手に入れづらいのも難点かもしれませんが・・・。
しかし埋もれさせるには実に残念な珠玉作!
色の感じからデザインに関してもお気に入りです。ちょっと大きいですが満足してます。
勝手に実録と思い込んでました。でも、出演してる女の子たちはどの子も見栄えのするボディだから、良しとしよう。
ハラハラドキドキ、謎を解いて宝をみつける的な小説の中では、私の中では一番のお気に入りです。特に女性におすすめします。フランス革命時代と現代と、交互に進む物語も、設定の壮大さも…とにかく面白い!Amazonみてたら洋書でこの続編を発見!ぜひぜひ、翻訳して出版してください。
私の中では「薔薇の名前」が海外ミステリーナンバー・ワンの位置を占めているんですが、 その「薔薇の名前」に次ぐ傑作だと自信をもって言える一冊。
ミステリー系の小説は、一読したら、だいたいは売り飛ばすんですが、この「エイト」は、初読みした時に、古本屋に売らないことに決めました。
いやー、夢中になって読みました。
確かに、他のレビュアーさんも言われているように、下巻は少し失速します。
でも、その欠点を補ってあまりあるストーリー。
歴史、SF、ミステリー、冒険、サスペンス・・・こちらの知的好奇心を刺激してくれる様々な要素がテンコ盛り!
ホントに宝箱のような面白さが詰まったおハナシなんですけどねー。
えー、再版無し? どーかしてますよ、こんなに面白い本、埋もれさせちゃーいけません!
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