このレビューのタイトルは映画を見終わった後に理解できるだろう。 映画自体は特に絶賛するわけではないが、そこそこのストーリー展開で 食いつくことは出来る。 特筆すべきは音楽をハービーハンコックが担当してることだろう。 サントラ盤とは違うテイクが聴ける。 私的にはジム・ホールにロックっぽいギターを弾かせたハービーに 拍手を送りたい。 後はヤードバーズの演奏シーンが見られることと、仕上がりがお洒落な 事ぐらいで、残念ながら大切な内容がおろそかである。 カンヌ映画祭の恣意的で偏った審査を感じさせる一本だ。
異色のアルバムです。その理由は、第一にバイオリンがフィーチャーされていること、第二に曲の共作者にジャック・レヴィという謎の人物が存在していること、第三に歌詞の意図が不明なことです。 第一については述べるまでもないでしょう。ローリング・サンダー・レビューのツアーにもこの女性ヴァイオリニストは同行しています。第二の点については、この人物はいろいろ詮索されていますが身元は不明のようです。問題は第三の点なのです。冒頭に置かれている「ハリケーン」、あまりにも有名な、無実の罪で収監されているボクサーに関するプロテスト・ソングで、これには不審な点はありません。わたくしが謎だと思うのは「モザンビーク」です。モザンビークは、地球上で一番悲惨な場所であったと言われているくらいで、それは、「30th anniversary」でスティービー・ワンダーが、"War"でボブ・マーリーがはっきり言及しています。1975年の独立以来、黒人による共産主義政権を妨害するために南アフリカがゲリラを支援し、15年にわたって内戦が続きました。現在でも未だにその後遺症で苦しんでいる状態です。このアルバムが作られたころは内戦が勃発する寸前で、治安は決してよくなく、バカンスに行けるような場所ではなかったはず。にも拘らず、このノーテンキとしかいいようのない歌詞はいったいなんでしょう。この詞をものしたレヴィとディランの真意はいかに? この政権にエールを送ったつもりだったのでしょうか。
どちらの筆者も好きなので、発見した時には、こんな理想的な本があったのかと、ちょっと感動してしまった。 本の構成も良くて、それぞれがそれぞれの章で言いたいことを言い、それから最後が対談。共著って、これくらの距離感が一番読みやすいと思う。 脳科学の視点で書かれた消費やマーケティングというのが刺激的だった。 そして、マーケティング論のほうも、キャリアが長い筆者らしく、歴史をきちんと俯瞰した上でこの先の方向性を書いているので、安心して読むことができる。 マーケターは、この本の中から、新しいアイデア、知らなかったアイデアをいろいろ盗んでみるといいと思った。お勧めします。(220)
ちゃんと時を経ながら物語を進行して、アイテムあり調教ありとそれはそれでいいのですが、やっぱり事務的作業になっちゃうんだよなあ。 いわゆるムフフなシーンもそうした事務的作業一辺倒で半減してしまうかなあ。 メイドスキーならいいかもしれませんが、個人的に好きですよ。 もちろん。
別荘の戸口に現れた人を誰でも迎え入れる。招いた記憶が無くても、自分を納得させる。客にコントロールされて生活する。⇒どの客(欲望)を招くか、慎重に選択をする。欲望の門番となる。 本当に、望ましいものと、目下の環境や、心の状態のせいで望ましく見えるだけのものを区別する。現実の世界では、絶え間なく、欲望をあおられ、私たちは、常に、欲求不満の状態に置かれている。しかし、この欲望をきちんと分類、分別し、本物とにせものを見分け、必要か、実現できるか、よく検討する。実現できる欲望は、自分の人生をコントロールできると感じさせてくれる。
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