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レビューをみたが、否定している人のいっていることに腹が立ちました。確かにこの作品には、ユダヤ人迫害についてのもっと深い部分にはふれていませんでした。もしこの映像が歴史的事実を伝えるための記録映画であったのならばこれは被害者たちにとっては耐え難いものになるでしょう。でもこの映像はあくまで普通の“映画”なのだからそこについて言及するのはどうかと思います。戦争の厳しさ、悲惨さ、過酷さが描かれていない。確かにそうだとは思いますが、そんなことは小学校一年生でもわかります。これは戦時中の中でも、むしろ戦時中だからこそあった家族愛に焦点を当てたものなんじゃないかなと思いました。過酷な中だからこそ自分の息子、奥さんに少しでも希望を与えようとする。どんなに暗く、重く、極限状態にあってもその中にある小さな光を忘れずにつかんでいく。戦争映画の闇の部分でなく、あえてその中にでもあった小さな光の部分についてスポットを当ててみた。life is beautiful.
 私は、素直に感動しました。
 
 
   
送っていただくのも早く、ビニールで包装もされており、とても丁寧にしていただきありがとうございましたm(_ _)m
 
 
   
この映画を観たのは自分の息子が映画に出てくる子と同じぐらいの歳の時。途中までは「おいおい、それはないだろう」なんて思って観ていたけど・・・
 ラストの息子を守るために自分を犠牲にした主人公。
 あくまでも息子を不安がらせないように振る舞い、そして・・・
 いま思い出しても涙が出てくるほど切ない場面。
 
 家族を守るために父親が盾になる。
 こんな親に、自分もそうだし、世の中の男性にはみんななってほしい。
 そう願わずにいられませんでした。
 
 若い人もきっと、子を持つ親になれば、この映画の良さがわかると思います。
 
 
   
私が今まで観てきた映画のなかで一番印象に残り、また感動した作品です。作品の内容は戦時中のあるユダヤ人家族が題材となっています。
 映画の前半はとても陽気な主人公が中心となっており、比較的明るい内容となっています。
 しかし後半の収容所に連れていかれたところから話はシビアになります。
 小さな息子に対し、どんなに辛いときでも陽気に振舞い、楽しませる父親の姿がとても印象に残っています。
 死の直前まで子供を気遣う姿は本当に印象的でした。
 怖いシーンは一切ないので、怖い物系が苦手な人でも大丈夫だと思います。
 
 是非一度は観て貰いたい作品です。
 
 
   
99年度のアカデミー賞3部門を授賞した作品。ニコラ・ピオヴァーニの作曲であるが作曲賞も受賞しただけあって本サウンドトラックは優れている。ニコラの手掛けた作品は日本での知名度は高くはないが「グッドモーニング・バビロン!」など数多くの映画音楽を手掛けている。
 
 本作は映画のテーマを非常に理解した「優しさ」に溢れたBGM集になっている。
 実は映画本編の方はかなり好きではないのだが、サウンドトラックの方に惹かれて本品を購入した。心に残る度合いは「栄光への脱出」ぶりではないだろうか???
 今まで数多くのサウンドトラックを聴いてきたが心に残るベスト10に入るかもしれない。
 
 生涯でこの旋律に出会えたことを嬉しく思う。
 映画を未見の方へもお薦め!優しい気持ちになれます。
 
 
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