皆さん、名作だからって難しく考えすぎではないでしょうか。 これはサイボーグ化したイエスとプラトンと仏陀がレーザーガン振り回してハリウッドそこのけのバトルを繰り広げる娯楽大作です。そう考えると、抑制の効いた格調高い文体もなんだか笑いを誘います。 しかも阿修羅王は少女です。永遠の少女です。完全無欠のヒロインです。さすが巨匠、時代を先取りしておいでだ。
「ジェットストリーム」で知られ、時にグレゴリー・ペックでもあった城氏だが、そのどちらとも違う、“あなたの知らない世界”の扉を開く案内人として、こちらのハートをグッ、とわしづかみに。そして聴こえてくる、あのクールかつダークな、一度耳にしたら一生忘れることのなさそうなテーマ音楽(「鉄腕アトム」で知られる高井達雄作曲)……。記念すべき、通称《NHK少年ドラマシリーズ》の第1作「タイム・トラベラー」(72年。演出=佐藤和哉、脚本=石山透)の、NHKも保存していなかったVTRが、1回分だけ、画質に難はあるが発見され、こうして商品化された。この作品のファンの中には、この分量でこの価格、果たして買う価値はあるのかと悩まれる方もおありだろうが、やはりオレとしては「ある!」と言わせていただきたい(さすがに「何をおいても」、とまでは言わないが)。まず、普通に再生すると、正続「タイム・トラベラー」で今のところ唯一見ることができる1作目の“いきなり最終回”が始まってしまうが、他の(正続とも)すべての回の音声も合わせて収録されているので(テレサ野田が出てる回もある。見たかった…)、まずは1作目の最終回に至る展開を、音のみで-できれば夜、部屋の電気を暗くして、可能なら画面(音声再生中、特に工夫もなく残念)も消し、音だけの世界で-たどった上、ごらんになることをおすすめしたい(この「音だけ」というのが、たまらなくイイ! ただし、よりSFテイストの濃い「続」の方は、暗い部屋ではコワいかも…)。そうすれば、最終回の感動もより深まろうというもの。同時収録の、映像の分量でいくとこちらがメインとなる76年作品「明日への追跡」も、長谷川諭、斉藤友子(後のとも子)ら、青春ドラマでもよく見た顔ぶれが揃い、語りは田中信夫、音楽も大野雄二と、実に豪華な印象のある作品だ。
「地球へ・・・」は、小学生の頃に衝撃を受けた作品で、その中でもこの劇場版は 現在のTVシリーズより原作に近く尚且つ画像も声優陣も際立ってよく思えます。 竹宮先生の漫画の世界が忠実に映像化されていると思います。 80年代の東映アニメは本当にQualityが高いと思いますが、 その中でも群を抜いてます。 劇場版のセルは殆どが手描きですよね?・・・すばらしく美しい。 DVD化されて本当によかった!予告編すら宝物です。
「アンドロメダ〜」はTVスペシャルで見ましたが、 どうしてももう一度見たかったのでこのセットを買ってよかった! 単体での購入も出来ますが、3本setのこちらのほうがお勧めです。
未だに信じられない。24時間テレビ放映当初は毎年2時間のスペシャルアニメが放送されており、開始から3〜4は手塚アニメだった。ある年、竹宮作品である当アニメが放映され当時にないタイプの作品に驚き、それから竹宮作品に興味を持っていった。作品もとても楽しみだか、エンディングの「永遠の一秒」が画像付きで見ることができるねが大変嬉しい。再放送も記憶では1回。当時ビデオデッキは大変高価で家には無く、ずっと観たい観たいと、叶わぬ夢を見ていただけに嬉しい限りだ。
光瀬龍の作品のバックボーンになる戦争体験、大学、青春など50代の一ファンにはとても印象深い1冊 光瀬龍、栗本薫、吉村昭など若いときから熱中した作家が去ってしまい喪失感があった。 この本で自分の若い時代を思い出してしまった。 光瀬龍のバックボーンの無常観を終戦直前の多くの日本人が体現していたことなど、戦争についても考えさせられた。
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