美術館でもデパートでも実物を見ましたが、殆どがつや消しタイプ。でもわざわざ傷をつけたような磨き方が感心しません。注ぎ口の構造上、沸騰直後に注ぐと少し吹きますのでちょっと注意が必要です。 それ以外は機能美といいますか、とても美しいケトルで気に入っています。買って良かったと思う商品でした。
少し重いですが、我が家はIHを熱源にしているので鍋振りしないため問題ありません。 野菜メインにした炒め物で4回慣らしてから普段使いのフライパンにしました。 餃子や目玉焼きでも焦げ付かないで調理できています。 テフロンやセラミックのフライパンを消耗品として使っていましたが、一生物として使えそうです。 ファイバーライン加工されていない同じシリーズも使っていますが、こちらの方が板厚があり焼きムラが少なく使いやすい。
恥ずかしいながらつい最近、柳宗理のキッチンツールに一目惚れし、 柳宗理の存在を知りました。 この本で数々の柳宗理デザインのプロダクツを見ることができます。 色々と物欲がそそられてしまいました。 素晴らしいデザイン。
とにかく憧れていて 一人暮らしを機に思い切って購入しました。 使い心地は非常によく、扱いも楽で もう他のボウルを買おうとは思いません。 ただ、他のレビューにもある通り 大きなボウルとストレーナーの隙間が大きく ちょっと無駄な水が多い感じはしました。 また、ストレーナーは3つは要らないかも…?
ボウルは3つ共なにかと出番が多いですが ストレーナーは必要に応じて買うのが良いかもしれません。 その意味で☆一つ減らしましたが、 とにかく満足度の高い良い商品です。
柳は、この本の中で、現代社会に置けるデザインとは何か、その本質を様々な側面から考察している。 まとまって書かれた文章ではない。 しかしそのことは、柳が絶えず、”デザインとは何か”、という本質的な問いを、自分に課していた、ということの証でもある。 特に”伝統とデザイン”という文章に、そのエッセンスが現れている。 柳はその文章の中で、次のように書いている。 優れたデザインの条件とは、”機能が優れていること、すぐれた近代的技術が用いられていること、優れた材料が適宜使われていること、大量生産にあったデザインがされていること、無駄を省いた合理的なデザインがされいること。” また、同じ文章の中で、このようにも言っている。 ”日本の土地で、日本人が、日本の民衆のために、日本の社会的な条件でデザインすれば、造られた物は、ひとりでに日本的なものにならざるをえないだろう。” この本を読む人は、自ずから、自分がデザインをどのように考えているかを、あらためて思いめぐらすことを強いられるだろう。
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