ドラマの影響で読みましたが、素晴らしいですねえ、この作品。 医療ものというと、無駄にヒューマニティに流されて、感情的になる傾向のある分野ですが、本当に患者のためになるとはどういうことなのか、またそのために習得しなければならない技術、またそれを習得するためにしなければならない方法が、しっかり作品中で述べられています。 朝田龍太郎、最高!
最後にひとつだけ要望。。。外科だけでなく、あまり漫画にならない分野も是非、作品にしていただけないでしょうか。。。
朝田(坂口憲ニ)の理想である「すぐれた医療チームが手術を成功へと導く、それは1人ではできない」 1、2は天才外科医の朝田(坂口憲ニ)のクールな面がフューチャーされていたような印象だったのですが、この3においては、朝田との出逢いによって、成長したチームの1人1人が、朝田の危機を救うという意外なエピソードもあって、見ごたえがありました。
またドラマ冒頭の「失った仲間」とは一体誰だったのか?というのも安易な展開でなく、そしてせつなくなるようなエピソードでした。黒木(遠藤憲一)の医者であるがゆえに医学に精通している「恐怖感」というものを考えると辛かっただろうなとせつなくなりました。
1から5年ぶりの出演となった稲森いずみ。わたしがこの女優さんを知ったのは、キムタク&山口智子で高視聴率をとった「ロングバケーション」での事でした。山口智子の天然はいってる友人役を演じていた頃に比べるととても良い女優さんになっていると思いました。また、1では野望に燃える女医(教授でもあります)が朝田によって変わっていき、今回の3では何の説明もありませんが、小さな花のピアスをしていて、その小道具が優秀な外科医だけでなく、女性らしい成長をとげた加藤という印象を受けました。
要領の良いクールな新人研修員の真柄(谷村美月)の意識が変わっていくのも興味深かったです。なにしろ3まで制作されたドラマでほとんど出演者が同じなので、チームワークの良さが観ていて伝わってくるのです。1人して無駄なキャラクターがいないというのは、いくら原作があるとはいっても、1からずっと脚本を担当していた林宏司の功績もとても大きいと思いました。同じ脚本家がすべてのエピソードを担当することによって役がブレないのです。1人の脚本家によるドラマは役者さん達も演じやすかったと思います。
1〜3にいえることは、人は1人では生きられないと同義語のような「優秀なチームの大切さ」、命の尊さ、またシリアスになりすぎないように、木原(池田鉄洋)のコメディ演技など、視聴者を疲れさせないように制作されていて、1週間がとても待ち遠しかったドラマでした。
ここのレビューの通り!本当にいい最終巻でした!スペリオールでちょっとずつ読んでた時とは また感想も受け取り方も違いました!
最後のシーンも これで!?と思ってたんですけど 通して読んだら あっ!全然前向きな終わり方だった!と気づきました。 終わってしまうのは本当に残念ですが、最初から最後まで満足できる漫画を本当にありがとうございました!と言いたいです!
今クール視聴率が一番よかったのは「ガリレオ」だが、ドラマの面白さは、格段に「医龍2」の上であったことは間違いない。前作は、ツタヤで何気なく借りて見て、あまりの面白さにはまってしまったのだが、今回も、見事に引き込まれた。確かに、内容や展開は分かっている。最後には必ず、坂口憲二が見事にオペを成功させ、チームのメンバーの問題が解決され、チームのメンバーが増える。それは、分かってはいるのだが、毎回必ず、ぐいぐいと引き込まれてしまう。メリハリのきいたストーリー展開、個性派俳優達の名演技、ドラマに見事にマッチした音楽。前作同様の抜群の面白さである。「医龍」を見ずしてドラマは語れない。邦画のDVDなんて買ったことがないが、「医龍」で初めて購入した。何度観ても、ストーリーが分かっていても、引き込まれるドラマである。「医龍2」も間違いなく買い!であろう。
このサントラには 前作には収録されていなかった スティーヴヴァイの曲(22曲目)が やっと収録されました。多分レコード会社の違いで 前作には入らなかったとは思うのですが? しかし 前作も良かったですが 今作も文句なしです!中身は他の方々が書かれているとおり。個人的には人と違うことを言いたいんですが このサントラに関しては 文句がないです。 このCDを買われる方で もしも 前作をお持ちでない方は ぜひ 前作もセットでお買い上げください。3曲ほどダブっていますが このサントラは2枚で一つです。
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