"私の人生を変えた映画"として教えてもらった。
以前から、話の大筋は把握していたものの、 ありきたりに感動する物語かと勘違いしていた。
想像以上に、人間の美醜が詰め込まれていて、 "いつか観るだろリスト"に入れっぱなしだったコトを後悔・・・
映画を娯楽ではなく、人生の教科書という側面で捉えた場合、 美意識と、生き抜く知恵が描かれている本作1本だけで事足りる。 __________________________________________________________ 人の良い面と、悪い面、両面描かれているが、 メインは、日々、物事を積み上げる気力と根性、 その行為自体を楽しむ気長さ。
人生に張りが無くなったり、 前向きな元気が減った時期に観ると、さらに効果的。
この映画の魅力を挙げると数限りなくあるが、私は特にアンディ・デュフレーンという男のキャラクターに強くひきつけられた。彼の陥った最悪の運命と、誰にも真似できないその切り抜けかたから受けた感動は測り知れない。気の遠くなる程の歳月を、目的に達するまで諦めずにやり通す、不屈の精神。 どんな不遇な目にあっても、すぐに答えがでなくても、へこたれない強靱さ。物腰やわらかく、穏やかな彼の中にこれほどのパワーが秘められていたとは。静かな淵は深い、としみじみ思わされた。投獄されなかったら、もしかして彼のこんな能力や魅力は、人に知られずに終わったかもしれない。私が一番感嘆したのは、アンディがレッドに、「仮釈放されたら、これこれの場所に行ってこれこれの場所の石の下を掘ってくれ」と告げたシーンだ。この時、まだ塀の中にいたアンディが、その時すでに脱獄への堅い意志と、成功の確信を胸に秘めていたことが後でわかって、感動した。神も法も、彼を地獄から救い出してはくれなかったから、彼は自分の力でそれを成し遂げたのだ。人生も、人間も、まだまだ捨てたものじゃないと思えたことがうれしかった。この物語に共感しない人はおそらくいないだろう。ラストの爽快感は圧巻である。
映画としては、非常によくできた映画で、 この内容で英語の勉強にもなって一石二鳥と思って購入しました。
購入したときは、何回も繰り返し見るぞっと思っていましたが さすがにいくらいい映画でも、同じ映画を何回も観るのは気力が必要になってきます。
この方式で、英語力が上達している人っているのかな?
方法論はありかもしれないが、繰り返し続けるにはかなりつらいかもしれません。
かといって、さまざまな映画を購入すればいいが、 出費がかかりすぎる。
希望は誰かがくれるものではない。なにかいいことないかなあ、と漫然と暮らしている私にはこの考えは恐ろしい。でも与えることが出来ないのなら、取り上げることも出来ないはず。そう考えるとちょっと希望が湧いてくる。アンディは私にとっては畏敬の対象。なぜこの人はこんなに強いの。この人の精神を犯すことは誰にもできない。だからふがいない私にとっての希望はレッドだ。一度自分からすてちゃった希望。それをおずおずと取り戻しに出かけるレッド。岩の下から手紙を見つけての帰り道、上着をひょいと肩にかついでバッタの飛ぶ草原を歩いているレッドの顔。あまりにも何度も何度もみたので、どこにいてもあの顔を思い描けるようになりました。お天気のいい日に寝転んで空にあの顔を描いたりしてる私。映画は目でみるものだけど、こんなにも心にもしみこむものなのですね。
つらくなったとき、何度この映画に助けられたか分かりません。 「必死に生きるべきか必死に死ぬか」 もちろん僕も必死に生きようと思いました。 音楽も最高です。サントラも買いました。 絶対観て損はない映画です。
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