ほかのレビューでも述べられているが、現状ではやれることがすくない。
正直もうすこし洗練してから正式サービスをはじめたほうがよかっただろう。
しかし、女神転生の世界観や雰囲気はよくでており、悪魔合体システムなども
よくできているので今後のバージョンアップが楽しみでもある。
ただいろいろな意見を聞き、また自分がプレーして思うことは、今までMMOを
やったことがなく、今回初めてMMOに触れた人には非常に苦痛と感じられるの
ではないかということである。
レベルの上がりにくさなどは30時間程度で全部クリアしてしまうゲームと違い
サービス期間が1年以上と長期にわたることを考慮してのものである。だが、
このレベル上げは単純な作業に陥りやすく、特にコンシューマーと違い、意思
のある他のプレーヤーと協力できるかが鍵になるなど人間関係が付きまとう。
そのようなことを苦痛や苦手と感じる人は葛葉ライドウやペルソナ3の方がは
るかにおもしろく、そっちを絶対的にお勧めする。
いろいろ書いたが、DDSの頃からやっているユーザーが、偽典などについて、
ゲームの中で知り合った友人とそのころの思い出話がしたいなどという場合に
はやってみるのもいいかもしれない。
もっともネットゲームの体験者で6月から参入する運営に不安がなければの話
ではあるが...。
ほぼTRPG版のルールをほぼ採用しているため、初見の方はちょっと戸惑うかもしれません。 TRPGをゲーム化した作品とも言えます。
時間軸は真・女神転生と真・女神転生IIの間の物語です。 核によって荒廃した東京が舞台で、「本来のメガテンらしさ」がしっかりと表現されています。この退廃的な雰囲気が堪りません。
XP及びWin7でも動作はしますが、システム的な問題で敵の行動回数が異常になります。(CPUの性能が良いほど敵の行動回数が増える・・・) 対策として有志によるパッチが製作されていますので、導入して遊ぶのが前提となるでしょう。
またストーリー後半はかなり大味なバランスになっています。 製作期間の問題で、完全じゃない状態で発売したからのようです。 ゲーム序盤の展開が素晴らしい出来なだけに残念です。 次回作への伏線も多数登場しますが、残念ながら続編は未発売です。
それでも「女神転生」が好きであれば十分プレイする価値のある作品だと思います。
古本店で探すのも大変だったので、amazonで簡単に見つかりよかったデス、コストも予想通りで満足です。
主として、石田栄司氏と土居政之氏が解説を担当している資料集です。
「世界」…各場所のコンセプトアート 「人間」…登場人物や装備品のイラスト、一部市井の人々のドット絵など 「悪魔」…新デザイナーによる新デザインの紹介と説明など 「無題」…石田氏と土居氏のインタビュー、コラボイラスト、アニメパート絵など
で構成されているのですが、どの箇所にも説明・解説が記載されており、製作者の意図が 理解できて興味深いです。 「ロウとカオスのねじれ」といった解説が刺激的で、コンセプトの隅々を味わう ことが出来ました。
また、物議を醸した新デザイナーの新デザイン(このレビューではその是非は問わない ことにさせていただきます。ご理解お願いします)についてですが、各デザイナーが各悪魔 について説明を載せて(雨宮氏だけ総論でしたが…)います。 新デザイナーがどのような意図でデザインしたか?金子氏デザイン等との葛藤(?)など 書かれていて面白かったです。 特に、篠原保氏の文章は他者よりも長い(デザインした悪魔も他者より多い)のですが、 金子氏や『メガテン』シリーズデザインの分析や自己のデザインの分析等もあり、読み 応えがありました。 また、西村善廣氏が提出したという立体模型を見ることができるのは貴重でした(その分、 西村善弘氏デザイン悪魔のイラストが無いのは残念ですが) そして、ダウンロードコンテンツの色違い悪魔が無かったのも残念でした。
大量のイラストだけでなく、その説明・解説も多量で充実していて、この作品の 資料として十分良質だと思います。
昔手放してしまった物を再収集しています。 SFC版もPS版もプレイ済みですが、やはりSFC版CDが欲しくてこちらを購入しました。 曲の良さは、真・女神転生シリーズ中随一だと思います。 しかし今聴くと、どうしてもこもった音質に聴こえてしまうので、リマスター版の発売を切望します。 シリーズ全作のリマスターCDボックスなど発売されるなら、完全予約制で少々高額でも絶対に購入します。
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