何かと、公開前にありましたが内容は、ほぼあのアニメと同じように展開します分かってはいるのですが、最後の辺りは、やはり感涙ものです、色々批評はあるかも知れませんが私は大切にしたい作品の一つです、映画公開がたのしみです。
後年、「BALLAD」と「アッパレ戦国」がたくさんの皆さんに見られるようになると思いますが、10年経ち30年経った時代で、この2作品に籠められた想いが届くと素敵だなと思います。
時代は移り変わろうとも不変なものとは何でしょうか?
廉姫を守り続け、その強さから「鬼の井尻」の異名を取っていた井尻又兵衛。ある戦の日、一人の不思議な少年が出現したことで、又兵衛は命を拾う。しんのすけ、そして川上真一と又兵衛の短くまた忘れえぬ日々 が時代や身分により隔てられていた恋人たちの気持ちを引きつける。
前の映画でも今回の映画でも、その物語の骨子には「自由」とその「責任」の在り方を訴えたいと原作者や 監督たちは考えていたではないだろうか?
平成の自由な時代でも誰しも思い通りに物事ははかれない。
「父上のお決めになられることです。」
ことさらさらりと触れるに留めているが、小国が大国に呑まれる下剋上の時代にあっては「鬼の井尻」も想いのままに生きることは許されない時代である。
生きている時に成さねばならぬことがある。そしてそんな男の無事を胸が張り裂ける想いで祈る女がいた。
そんな大人たちの姿を少年は忘れない。そしていつか自分にも「自由」とその「責任」の在り方に悩む時が 巡ってくる。子供たちにむけて作られた物語に制作者の皆さんが籠めた想いというものが片隅に残る。
名もなき恋のうた。多くの恋にも多くの気持ちにも幸あれと願わざるを得ない。
この作品も臼井先生の「クレヨンしんちゃん」があったればこそたくさんの感動を残してくれた作品です。 2作品ともまたいつか見返す日があると思います。
昔の出来事は、現在の私たちが想像で考えても本当かどうかわからないことだらけで、ましてや小国の名もない人たちのことです。ですが、ああ、きっとこうだったんだろうなって思えたことが、一番良かったです。正直、しんちゃんかあ〜と思っていたんですが、子供と一緒に見て、一緒に感動して、一緒にワクワクできました。
いつも聞いていますが,透き通る歌声で癒されています。GOODです。
私はalanの全てのCDを聞いてきましたが、これもまた素晴らしい出来です。
歌詞ではなく曲調が素晴らしく、悲恋映画にピッタリ。この歌がエンディングで流れれば涙に拍車をかける事でしょう。
しかし、心・戦や久遠のようにチベット民謡的な声が入っていないのが残念です。 チベット民族である彼女のあの甲高い声に期待していましたが、入っていなくても素晴らしい歌声なので★五つ!
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