正直に言って、あと2,3巻増やして、もっと個々のキャラ達を丁寧に描いてほしかった。他の方のレビューにもありますが、スピンオフで見たいキャラばかりです。 5代目とか夜雀とか、心結心結とか圓潮とか色々・・・。そういえば、柳田の怪談は結局迷宮入りかー。嫌な予感はしてたけど。 本編に収録されなかったエピソードがどれだけあるかと想像すると、切ないほどです。
不満に思う人がいるのもわかる。私にも不満があります。でも、それ以上にキャラ達に命を感じます。やっと子離れできた羽衣狐には頼もしさを感じました。 そして彼女を一途に待ち続けた狂骨。あの子はやっと報われたんですね。
後書きで作者さんが、複雑な胸の内を少し書いていましたが、確かに終盤は迷走していた感じです。思い通りにつなげられなくて歯がゆい思いをされた事も多いでしょう。しかし、キャラ達への愛だけは本当に感じました。鯉伴さんと乙女さんの再会はせつなくて良かった。 ・・・ただ、しょうえい君とリクオが昔から親しかったというのがちょっと引っかかる。「一度は失望した」というフォローでは納得できないくらい、2人には親しげな雰囲気ありませんでしたが・・・。あれがなければ、描き下ろしも素直に楽しめたんだけど。
最後になりますが、この作品に出会えて本当によかったです。事情はどうあれ、最後まで描ききって下さった作者さんに感謝です。 私の中で、ぬら孫は永遠・・・というと大げさ?でも、心に残る良作でした。
あって損はないです 表紙や書き下ろしの絵などはすごく綺麗 これなくしてぬら孫は語れないのでわ?
最近本誌アンケートで後ろから3番目ぐらいがずっと続いてるけど、大丈夫なのかな?
売り上げはそこそこだけど…少し心配です。
とても 気にいりました。 みんな 素敵です。 ありがとう ございました。
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