最近のアニメですので絵はもちろんきれいです。またオープニングテーマも渋くてかっこいいです。マンガはインターネットだと売り切れ続出です。 主人公は組織の最下位ナンバーのクレアという少女です。そしてその少女と一緒に旅をする少年がラキといいます。これから旅先でどうなるかか必見です。 私は待ちきれず発売中のマンガを全巻購入し読んでしまいました。
対決して終わるのだろうと思っていたら、得体のしれないモノが現れ、高みの見物をしていた覚醒者たちも全員が戦うはめになり、その結果は……この先は言うまい。とにかく展開が早く、夢中になって読んでしまった。ありきたりの展開がくるのだと思っていたので、いい意味で期待が大きく裏切られた。 プリシラの過去も見え始め、物語は更に深みを増しはじめている。ここまで続巻で満足させてくれたマンガは久々。この24巻は、ネタバレなしで読むことを薦めたい。
装丁、印刷が本当にきれいで驚きました。少し高めの価格ですが、納得です。 レイアウトも見開きでまたいだりせず、とても見やすいです。
個人的には書き下ろしの絵5枚凄く気に入りました。とくにクレアの顔のアップの絵。顔だけをアップで丁寧に描かれたクレアは見たことが無いのでとても新鮮でした。 クレイモア単行本カバーに毎回ついてる『〜巻です。よろしくおねがいします。』の上に描かれている小さなイラストも 大きく載っていて嬉しかったです。かしこまって座っているオフィーリアが好きです。
一つ欲を言うと、戦士や覚醒体のデザインの原案なども見てみたかったですが。本書は純粋に、八木先生の持ち味である、手描き特有の温かみのある色合いや、線の繊細さを楽しめます。最近の画集はデシタルで描かれたものがほとんどなので、こういった画集は貴重だと思います。手書きの分 あまり複雑な構図の絵はありませんが、一枚の絵の隅々まで 作者の確かな仕事の後を見ることができます。
たしかに単行本を集めていれば表紙等で見たことのある絵がほとんどですが、フォントが無いのでかなり印象が変わります。いままで単行本で見てきた一つ一つの絵が、一枚の『作品』となって蘇ってきました。 収録の順番も巻数は無視しているのでページをめくるのが楽しいです。 さらに素晴らしいのは、ただランダムに載せられているわけではなく、暖色・寒色・色調などによって絵が組み合わせて並べられていることです。この本自体を作品と呼びたくなるほど綺麗な構成になっています。 私がクレイモア大好きなのも要因だと思いますが、とても満足のいく画集でした。値段を見て躊躇するようでしたら無理に買わない方がいいかもしれませんが、純粋に画集として完成度が高いですよ。クレイモアが好きな人、美術館でじっくり絵を見るのが好き人にはオススメしたいです。
僕は中学のときにエンジェル伝説と言う本を知りました。 友達などがおもしろいと言うので実際に本を1冊2冊くらい買ってみました。バタフライナイフにもびびらずにいる北野君がすごい!(自殺するのかと思いとめただけ。笑)今在庫切れになっているビデオもここアマゾンで購入したいです。
「エンジェル伝説」でヒットを飛ばした八木先生の最新作。 ダークな世界観を持つ中世風のファンタジーです。 妖魔という怪物が蔓延る世界で人間はその存在を脅かされつつあった。 そんな妖魔を大剣を携えて狩る存在が「クレイモア」と呼ばれる女性戦士。 その身に妖魔の血を注入し、言わば「半人半妖」の存在となることで、人外の力を手に入れた。
人間とかけ離れた存在となった彼等は「組織」の命を受けて、今日も妖魔討伐のために東奔西走する。 そんなクレイモア47人のうち、実力では最下位のナンバー47に位置する戦士・クレアを主人公として物語の幕は上がる。 妖魔とクレイモアの存在の理由はちょうど「コインの表裏」のような切っても切れないもの。 自分自身の存在理由を探るための旅、戦いはやがて「組織への反乱」へと繋がる一本道になる。
お話としてはクレイモアという組織自体の「内部抗争」に纏わるものというのが大きな道筋です。 だから、「常時47名いる」といわれる女戦士・クレイモアが入れ替わり立ち代り次々と登場するため、 登場人物の把握が難しく混乱します。女性ばっかり!
ファンタジーといえば、夢と希望。魔法と妖精みたいな明るい世界観を連想するかと思いますが、 これはどちらかというと「ベルセルク」に近い作風。 しかし、八木先生の画の雰囲気と作品の持つ世界観の雰囲気が非常にマッチしていることもまた事実。
エンジェル伝説を上回るヒット作になったことは確実です。
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