ドラマCDのお話自体は、場面の違う短編の3本立てで構成されています。 当のお話自体は、原作の既刊4冊と違い、非常にライトな構成ですので、 初見さんにとっても非常に楽しみやすいものに仕上がっているのですが、できれば設定や伏線などのことを より深く理解したいという場合は、まぁ当然と言えば当然ではありますが、先に原作を読んでおいた方が賢明です。
そして以下、やや主観の混ざったレビューになりますので、あくまで1人のユーザーの意見としてお読み下さい。 キャストさんたちが合ってるかどうかという点は、無論視聴者さんの主観によって すごく印象は変わってくるかと思います。自分を例に挙げますと、キャストが発表された時点では正直ちょっと、 人気声優さんばかりを拾った(商業展開的な意味で)狙いすましたような(ry …と考えていたのですが、 実際に聴いていくと、当初の想像よりもどんどんキャラクターたちのイメージと合致していく状況に本当に驚かされました。 「プロの声優さんってこんなにすごいんだ…。」と、身(耳?)を以って思い知らされたと言うのが率直な感想です。
そして、初回版に付属してくる台本についてですが、脚本の構成がキャラのセリフやSEのみではなく、太一による ナレーションも含めて作られているため、これ単体でもちょっとした短編集として読めるほどの丁寧な形でまとまっています。 CDを聴きながらも、音楽で言う歌詞カードを見る感じで読み進めて行くと丁度良いかも知れません。
結論を述べますと、日頃ドラマCDに手を出すことが少ない方でも、興味がある方は買ってみる価値があるかと。 言うまでもないことですが、既にファンの方は尚更ですね(笑) 個人的には、本編のような濃密さに欠けた分、少しばかり物足りなさを感じたため、脚本が☆4つ。 ただし、非常に丁寧なつくりの、ドラマCDとしての完成度が☆5つ。よって☆4.5といったところです。
登場人物の息遣いや手のひらにかいているであろう汗まで、読み手は 感じることができる。会話の中での何気ない言葉、ちょっとしたしぐさ などで、人間像は現実味を帯び、深みを増す。どの話も、心理描写が 抜群にうまいと思った。報われるか?報われないか?と尋ねられたら、 報われないと答える話ばかりだが、彼らは決して人生をあきらめたわけ ではない。そのことが自然と行間から感じられる。どの話も面白かったが、 「男」を感じさせる「紅の樹」が一番印象に残る。作者の独特の感性が 感じられる作品だった。
原作未読ですが、亜樹良のりかず先生好きなので、取り敢えず聴いてみました。
購入の決め手は黒田さんが榊の声されてたんで購入に至ったんですが、流石黒田さん! ヤクザ=黒田さんって位ぴったりで良かったです。相手役の遊佐さんも良い声してるのでホスト役がぴったりでした。なかなか良かったと思います。 意外と流れ的にもスムーズで、さらっと聴けるのではないでしょうか。
欲を云えばフリートークが無いのが残念でした。
最近、イジメだパワハラだと騒ぎたてスタッフや関係者を叩いているコメントをよくみますが、俺は断固として製作側を応援したいと思います。 実際にこの件がイジメやパワハラなのか、俺には真偽はわかりません。 ですが、俺はこのアニメを見ておもしろいと思い原作も既刊全て買って読み、ドラマCDも買いました。それでも毎回アニメの放送を楽しみにしてます。 そんな素晴らしいと思う作品を製作しているスタッフさん達を俺は信じたいと思います。 長々と書いてしまいましたが、このアニメを見る方にはどうか今騒がれていることを一度置いといて、自分の判断で見て評価してほしいと思います。
高校生活2回目のゴールデンウィーク。
新しく文研部に入部した千尋と紫乃も加わり、太一たち5人のはちゃめちゃな3日間です。 司会・回想役は途中までは太一で、その後は紫乃や千尋だったりします。
太一は稲葉と付き合っていて、伊織も色々と蹴りはついているつもりな状態です。
結構酷いこと口走る紫乃だったり、のらりとうまくかわすクールな千尋だったり、 新入部員の二人はまた太一たちにはない個性の持ち主。
千尋の声が想像していた声とは似つかわず、思わず首を傾げてしまいましたが、 紫乃に対してだけのタメ口になった時は、すごくかっこよくて、今ではこの声が好きです。
紫乃は天然で可愛い妹キャラみたいなもので、なんやかんやで太一に告白?まがいな事になり、 青木や稲葉に嫉妬の対象になった彼を唯や伊織に面白がられたり、 何かを感づいた千尋の提案で、太一が稲葉以外の女子とデートしたり、 恥ずかしい要求されたり、とにかく太一への被害がひどかった。 笑
二人の願いをかなえようと、バタバタと走り回る5人が面白かったです。
紫乃の「お兄ちゃん」呼びは可愛かったが、萎える人には萎えるんじゃないかな。 苦笑
最後に何やら不穏な空気を漂わす千尋がいたりします。
とにかくこの5人は息ぴったりで面白いし、そんな彼らに不満をもつ紫乃だけど、 彼女は可愛いし、千尋はかっこいいしで、とても笑えて楽しかったです。
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