たまたまこの本の古いバージョンをもらいました。 最初は自分自身北米に留学していたころを懐かしんで留学体験談として読み始めたのですが 著者が身体に障がいを持ちつつ、どう生きているかという体験談でもあり、 留学記としても十分楽しめる(狙ってない素直な書き方がそうだよな〜と笑わせてくれる) のですが、身体障がいを持って生きる人の日常生活や社会進出など、知らなかったこと、なかなか知りえないことを教えてくれる本でもありました。 著者はハンディを持っている人とは思えないほど元気でパワフルで、読んでいてそういえばこの人車椅子乗っている方だったんだっけと思い返したりするぐらいでした。 こっちが励まされ、何回も読み返しています。 日本とアメリカの現状の差異についても考えさせられます。確かに今でも北米の身障者はアクティブだし、かなりの社会参加が可能で、それが当たり前な感じ。生活の中で身障者に会う機会も日本より多いから、接し方も別に普通になっていくし、それで自然なんじゃないでしょうか。もともと当たり前に行われていいはずのことが、日本では制限されすぎているような気がします。 また、単純にアメリカ留学を考えている人にも、生のアメリカ生活日記が今でも参考になると思います。欲を言えばもっと最後の卒業の過程まで留学生活を全部まるごと書いてほしかった。。。です。
事実上のラストライブとなったこのライブ盤。新曲3曲を含む各アルバムからまんべんなくセレクトしたベスト選曲。臨場感満点なのはもちろん、バックバンドが元・グッバイとCCBのメンバーで構成されており、女の子の歓声も目立つのね。
終わり方がスッキリせず尻切れ感が・・・ 原作もこの様な終わり方なのでしょうか
「あなたの最後をわたしだけが知っている わたしがあなたの命を終わらせた 惑乱にして混沌、あらゆる花に愛された・・・帝門ヒカル あなたの罪は死では贖えないわ」
この様に最後のページで 何者かが「ヒカル」を殺したとも思えるセリフが書かれています。 そこでコミカライズ版「”葵”ヒカルが地球にいたころ・・・」は完結しています。
スッキリしたければ原作ノベルを読みなさいって感じがして 何となく「えー!!」と思ってしまいました。
この作品は原作をかなり再現をしています。 つまりは、原作への愛があります。
ラノベのコミカライズ作品はいつだって不安定なものが多い。 原作に対し、明らかに力量が追いついていない作品が多い いやいや、ここカットしちゃうの!?といった展開も多々ある。
しかし、この作品は原作の重要な点を全て抑え、 なおかつ、赤城家の小晴のように原作でキャラデザインのない人物も描かれていて、 原作ファンは一読する価値はあると思います。。
あまりの原作再現に、雰囲気までに通っており、野村美月さん独特の優しい読み味もあります。
原作1巻は漫画では全三巻になるようなので、原作ファンは是非、現在発売中の2巻と今後発売となる3巻を買うといいと思います。
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